撮影
2010.04.28
現存する3つの櫓
隅櫓とは城郭の角に立つ櫓で、これには矢狭間・鉄砲狭間・石落としなどがついているのが普通ですが、弘前城には石落としの装置がないのが特徴で、城郭に取り付く敵を攻撃したり物見の役に立つよう造られたもので、防弾・防火のために土蔵造りとなっている。現存する3つの櫓は何れも3層建てでとも良く似た格好ですが、窓のかたちや妻の構造など細部の造り方が少しずつ違っている。櫓の名前は櫓の方角を12支で示している。
【丑寅櫓
】
(うしとらのやぐら)
【辰巳櫓】
(たつみのやぐら)
【未申櫓
】
(ひつじさるのやぐら)