知花城をゆく (ちばなグスク) |
知花グスクの城主は誰だったのか明確にされていませんが、首里王府の総大将として勝連城主の亜麻和利(あまわり)を破った鬼大城(おにうふぐすく)が第一尚氏の滅亡後、第二尚氏に追われ自害した場所だと言われていますが、一説によると、現在知花城内にある鬼大城の墓が建立されている壕の中に隠れているところを、焼き殺されたともいう説も残っています。 鬼大城亡き後、廃城になったと伝えられる知花城は、標高88mのカルスト残丘地形を利用したグスクであり、崖の中腹には鬼大城の墓がある。 また、頂上部には自然石の城壁が残っており、展望台からは沖縄市街地が一望できる。 |