延暦武官行進列(延暦時代)
本列の大将に当たる者は坂上田村麿を模したもので、きらびやかな金小札(きんこざね)の甲冑に、金作りの直刀を佩び白葛の胡簶(やなぐい)を背負い、金銅の弭(ゆはず)金物の槻の丸木弓を従者に持たせ、木地に漆画を施した鞍橋に、金銅の杏葉衛(きょうようのくつわ)に赤革の鞦(しりがい)の馬に乗り、従者、矛持、弓持を従えている。
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