城使行列の先頭
挟箱持が「ヒーサー」の掛声をかけて勇壮に走る
箱持の優雅な立ち振る舞い
槍持
チョット一服
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徳川城使上洛(江戸時代)
徳川幕府は大礼、年始等の際には必ず城使を上洛させ、皇室に対して礼を厚くした。城使には親藩、譜代の諸侯が選ばれ、殊に御即位の大礼には将軍家名代が多数の従者をしたがえ、その服装器具は非常に華美なものであった。
本列は普通の場合を模したものである。城使は乗馬(本列では騎馬になっている)、目付頭以上の者は騎馬。乗物(駕籠)は幕末当時の形式をとったものである。先頭の槍持・傘持・鋏箱持(はさみばこもち)の{ヒーサー」の掛声、動作は当時の面影を偲ばせる行列である。