丸亀城をゆく
三の丸跡と巽櫓跡
見返り坂を登ると三の丸がある。海抜50.5mの平地で、東方の眺めが素晴らしく、飯野山(讃岐富士421m)がそびえ、その前に土器川が南から北へ流れ、その北に青の山が横たわり、さらにその北には坂出市番の洲工業地帯と瀬戸大橋を見ることが出来る。
東南隅に巽櫓の跡があり、土器川の東と城の南方は旧高松藩領でそれを見張る櫓であった。
月見に良い場所でもあり月見櫓とも呼ばれた。
二の丸跡
二の丸井戸
六角形の東屋風建物で保護されている二の丸井戸は、直径が一間(約1.8m)、深さは32間(約65m)もあるとされ、日本一深い井戸といわれている。
丸亀城で最も高い所にあり、現在も水を湛えてている。また、石垣を築いた羽坂重三郎が敵に通じるのを恐れ、この井戸の底に入っている間に石を落とされて殺されたという伝説が残っている。
三の丸跡
三の丸井戸
石垣と同じ花崗岩造りの井戸で深さは二の丸井戸より少し浅く約56mあり、城外への抜け穴伝説も語られている。
帯曲輪跡
搦手門跡
みその橋
東御門跡
栃の木御門跡
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