大蔵寺
   (おおくらじ)
大蔵寺への入口看板
鳥見山のつづしを見物した後、国道370号線を南に下がり大蔵寺のつつじを見に立寄った。
入口から車で車幅一杯の細い農道を登って行ったが看板にある通り、寺には駐車場は勿論ユーターンする所もなく車で行くのは気をつけて下さい。折角苦労して本堂までたどり着いたが、つつじが咲いていると言われる山腹への道は閉鎖されておりつつじを見ることは出来なかった。
本堂(柿葺き「こけら」葺き寄棟造り)
御影堂(弘法大師が祀られている)
十三重石塔(般若寺の石塔と同じ宗の石工、伊行末「いぎょうまつ」の作と言われている)
鐘楼
松室坊跡
弁事堂(岡倉天心が寄贈した建物)
大手毬の花
本堂近くの竹藪の縁に咲いていた「ジャガ」(射干)の花
撮影 2007.05.14
用明天皇の叡願により聖徳太子の開基とされ、のちに弘法大師が入山し、真言宗の道場とした。本堂、御影堂は鎌倉時代の建築、本尊の薬師如来立像は一木づくりの立木仏で、それぞれ国の重要文化財の指定を受けている。つつじ、紅葉の名所であり、ホトトギスなど野鳥の宝庫でもある。