月ヶ瀬梅林
撮影 2007.02.26
月ヶ瀬梅林は広橋,賀名生とともに奈良県の三大梅林として知られる,大正11年に国の名所うちに指定されています。
 1331年(元弘元年)後醍醐天皇が笠置山から吉野ヘ落ちのびる際,女官の姫若が村人に助けられ,そのお礼に真福寺境内に1本の梅を植え鳥梅(うばい)という紅染の媒染剤の製法を教えたのが,月ヶ瀬梅林の始まりと云われており,今も真福寺の境内には「姫若の梅」と言う古木があります。
 昭和43年の高山ダム造成時に多くの古木が水底に水没したが,今でも湖畔から山裾にかけて約1万本の梅があり,2月中旬から3月下旬まで楽しめる。
今回は、2月26日に訪れましたが、満開近しの状況でした。 また湖畔にはソメイヨシノなど約3000本の桜も植わっており,梅の終わる4月上旬でも楽しむことができる。