近撮_2006.9
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示し、
掲載後に順次、「風景」「行事・祭」「花ごよみ」「桜」「鹿」などに区分して掲示します。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
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千本杵つき_東川


[千本杵つき_東川]
川上村の東川(うのかわ)の烏川(からすがわ)神社では子供の成長を祝う餅つきが行われます。家族親戚そろって餅つきに使う長い杵を持って集まってきます。
(2006.9.18)(川上村)


[千本杵つき_東川]
川上村の東川(うのかわ)の烏川(からすがわ)神社では子供の成長を祝う餅つきが行われます。子供の数も少なくなってますが、この日は村人総出で賑わいます。長い杉の杵には奉幣や紙の花飾りが付けられています。伊勢音頭に合わせ力を込めて搗きます。搗いた餅はお返しに杵に取り付け持ち帰ります。川上村ではあちこちの村々で同様の餅つき行事がありましたが、今では東川だけになってしまったようです。他の村でもあるようですが、杵に奉幣や花飾りのあるのは珍しいようです。
(2006.9.18)(川上村)


[千本杵つき_東川]
見事搗き上がりました。つき手が入れ替わり5臼ほど搗かれます。
(2006.9.18)(川上村)

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紅しで踊り_大和神社


[紅しで踊り_大和神社]
氏子の女性が豊作を祝う日本一早い収穫祭。もともとは大和地方に多くあった雨乞いの名残のようです。手に手に赤いシデを持ち「よいとこ、よいとこ、よーいとな」と輪になって踊ります。踊り手も囃子も太鼓も女性だけで行われます。
(2006.9.23)(天理市)

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鼻長祭り_四社神社


[鼻長祭り1_四社神社(菅野)]
9月9日の節句の日に、鼻長のお面を被って村の家々を回る行事。四社神社のある菅野集落には8つの郷があり、その当屋さんと、神社の総代さんで節句の神事が行われます。その神事の前に2人の当屋さんが鼻の長いお面を被って竹で作ったささらを叩きながら、門付けをして回られます。このお面は鼻が長いのが特徴的で、祭りのいわれとなっているようです。
(2006.9.9)(御杖村)


[鼻長祭り2_四社神社(菅野)]
ちょうど稲刈りの始まる日の様でした。このあたりの稲刈りは早いようです。茅葺きの民家もめったに見られなくなりました。
(2006.9.9)(御杖村)


[鼻長祭り3_四社神社(菅野)]
全戸回られますが、ほとんどのお家が留守のようで、ちょっと拍子抜けの感も否めません。稲刈りも始まっているし、平日で若い衆は少ないし。(2006.9.9)(御杖村)


[鼻長祭り4_四社神社(菅野)]
村人がおられると、年寄りには、肩や腰など病んでいるところを軽くささらで叩きます。子供たちには健康になるようにと体や、賢くなるようにと頭を叩いたりします。昔は子供も多く、「はな〜が来た」と、怖がったり、からかったりしたものだそうです。今も年輩の村人は通称で「はな〜」と言うておられます。
(2006.9.9)(御杖村)

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[おもひぐさ_明日香]
ススキやサトウキビの根に寄生。その姿から「南蛮煙管(ナンバンギセル)」と名付けられていますが、万葉集などではその下向きに静かに咲く様から「思草(おもひぐさ)」と詠まれています。趣のある花です。
(万葉集から--道の辺の 尾花が下の 思ひ草 今さらさらに 何をか思はむ)
(2006.9.18)(明日香村)


[彼岸花_明日香]
(2006.9.22)(明日香村)


[稔りの秋_明日香]
稲穂が稔る頃、畦は彼岸花で彩られます。はるか向こうに二上山。(2006.9.22)(明日香村)


[里山の秋1_明日香]
彼岸花はきっちりお彼岸の頃に咲き出します。花の時には葉がないので、急ににょきにょき現れその姿、色合いもあでやかで、畦や、里山に急に目立ちます。ススキの穂も開き始め、萩も満開で春にも負けない華やかな里山。
(2006.9.22)(明日香村)


[里山の秋2_明日香]
山間の田んぼのそばの斜面地に彼岸花やシシウドなど秋の花が咲き競っていました。
(2006.9.22)(明日香村)


[酔芙蓉_橘寺]
芙蓉の花は一日花で、一つの枝から一日一輪咲き、夕方にはしぼんでしまいます。この酔芙蓉は朝白く咲き、徐々に淡い赤に色づき、夕方には赤く変化していきます。その様からこの名が付けられているようです。(これは午後2時頃の撮影)後ろのしぼんだ花は昨日ご酩酊なさった花たち。
(2006.9.22)(明日香村)

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[入鹿首塚_明日香]
蘇我入鹿が中臣鎌足(後の藤原鎌足)と中大兄皇子に討たれた乙巳(いっし)の変、俗に言う大化の改新の舞台は飛鳥寺の南方の伝飛鳥板蓋宮であるが、その討たれた入鹿の首がここまで飛んで来たという。その供養のため、さらには超人的な念を封じるために立てられたのがこの首塚といわれている。本当に入鹿の首塚かどうかは確証されておらず、むしろ異説の方が主流のようである。しかし伝説としてはおもしろい。荒天明けの夕焼けは妖しげでした。
(2006.9.18)(明日香村)


[路傍の石仏_九品寺]
葛城古道あたりでは、野に置かれた石仏と出会うことがよくあります。九品寺には千体石仏を祀られていますがちょっとはずれた路傍にもぽつんと名のない石仏が置かれていました。
(2006.9.23)(御所市)



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