近撮_2009.11
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示し、
掲載後に順次、「風景」「行事・祭」「花ごよみ」「桜」「鹿」などに区分して掲示します。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
HOMEへ




太鼓踊り_吐山

太鼓踊りは、古くから雨乞いや豊年祈願、祈願成就の御礼として奉納されてきました。雨乞いは余程でないと行われなかったことからか、「いさめ踊り」や「太鼓踊り」は不定期に行われてきたものが多いようです。


[太鼓踊り_吐山]
下部神社の境内に7垣内(今年は5)の太鼓が練り込み太鼓踊りが奉納されます。近年は雨乞いを行われることもなくなり、伝統文化の催しとして子供らも参加した催しとして行われています。太鼓のまわりを鬼さんがササラを鳴らしながら調子をとったりおどけたり、子供を怖がらせたりして廻ります。
(2009.11.23)(奈良市吐山)

===================================================================================================

杉玉の取り替え_大神神社

例年11月14日に「酒の神様」、「醸造の祖神」と仰がれる大物主神のご神徳を称えて、新酒の「醸造安全祈願祭(酒まつり)」が行われます。前日に拝殿、祈祷殿の大杉玉「しるしの杉玉」を取り替えられます。


[杉玉の取り替え_大神神社]
奉仕者により直径1.6メートル、重さ150キロの大きな杉玉が取り替えられます。巫女さんにより「しるしの杉玉」の表札も付け替えられます。
(2009.11.13)(桜井市)

===================================================================================================

秋祭り_土屋原

本伊勢街道沿いの御杖村土屋原では7ヶ郷の春日神社の氏子により秋祭りが行われます。上、下の当家(祭事元の家)さんから当家御幣、菊餅、神饌などを担いでお渡りされます。


[菊餅_秋祭り_土屋原春日神社]
菊餅は餅を7個入れた筒を菊で飾ったもので、お渡りの時に担いで行かれます。この菊餅は来年の当家さんに渡され、受けた当家さんは来年の祭日まで保存しておいて油揚げの上戴かれます。また新しい菊餅を作ってその次の当家さんに渡されます。
(2009.11.3)(御杖村)


[振り上げ_秋祭り_土屋原春日神社]
翌年の当家さんを決める方法はいろいろありますがこれらを「振り上げ」と呼ばれています。ここの振り上げは深皿のお米の中に名前を書いた紙片をあらかじめ入れておき、神主さんがお箸でつまみ上げて決める方法。(2009.11.3)(御杖村)

===================================================================================================

フル祭り_国津神社

餅花(もちばな)や菊の花で飾られた三基の「スコ」と呼ばれる御供(ごく)を、宮座の男たちが担いで頭屋(とうや)さん宅から国津神社までお渡りが行われます。スコにはそれぞれに、松、梅、楓がつけられています。12人の宮座衆は元気な長老の年令順に選ばれ、最長老が神主を勤められます。


[お渡り_国津神社]
三基の「スコ」を持って国津神社に到着の宮座衆。羽織、袴に山高帽(やまたかぼう)を被る装束(しょうぞく)は文明開化の頃に取り入れられたとか。
(2009.11.3)(奈良市都祁)


[献饌_国津神社]
(2009.11.3)(奈良市都祁)

===================================================================================================

布薩(ふさつ)の行法_海龍王寺

鎌倉時代に興正菩薩叡尊に復興されて以降、現在まで真言律宗の法灯を伝えており、法灯を後世に残す一環として2001年に復活された布薩の行法は、一般の方々と僧侶とが一堂に会して懺悔する行法です。 生きている中で、人間は様々な罪を犯します。静寂かつ厳粛な空間の中で、日頃の自分を再度見つめなおす機会と捉えていただければと思います。 (海龍王寺のHPより引用)


[布薩の行法1_海龍王寺]
一般の方と僧侶とが一堂に会してということで、定員は15〜20名、僧侶8人との約30名。日が暮れて真っ暗になったころ、道灯りの灯明の中を僧侶が登壇され行法が始まります。
(2009.11.8)(奈良市)


[布薩の行法2_海龍王寺]
海龍王寺のご本尊は十一面観音菩薩立像ですが、布薩の行法では釈迦三尊像(釈迦、文殊菩薩、普賢菩薩)のお軸をご本尊としておまつりされます。
(2009.11.8)(奈良市)


[布薩の行法3_海龍王寺]
(2009.11.8)(奈良市)


[道灯り_布薩の行法_海龍王寺]
中門あたりの道灯り。龍を切り抜いた行灯も奉納されています。(2009.11.7)(奈良市)

===================================================================================================


泥つけ地蔵



[泥かけ地蔵_都祁別所]
地蔵菩薩と阿弥陀如来が彫られた双仏石で、泥かけ地蔵さんと言われ親しまれています。明徳元年(1390年)の年号。子宝祈願にご利益があると言われ男の子がほしい人は右の阿弥陀さんに、女の子がほしい人は左の地蔵さんに泥をかける風習があるそうです。地元の年配の女性のお話ではクサ(できもの)の箇所に泥を塗ると御利益があるとも言われていました。
(2009.11.13)(奈良市)

===================================================================================================



秋の談山神社



[もみじ_拝殿_談山神社]
(2009.11.17)(桜井市)


[もみじ_総社拝殿_談山神社]
(2009.11.17)(桜井市)


[もみじ_東大門_談山神社]
(2009.11.17)(桜井市)


HOMEへ