近撮_2010.4
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示し、
掲載後に順次、「風景」「行事・祭」「花ごよみ」「桜」「鹿」などに区分して掲示します。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
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雛会式_法華寺

法華寺は光明皇后が建立された総国分尼寺で、ご本尊十一面観音像の前に50数体の可憐な善財童子が祀られて法要されます。今年は光明皇后1250年大遠忌にあたり、また遷都1300年祭ということもあり、一週間にわたり雛会式と大遠忌法要が行われました。各宗派家元による献花、献茶も行われ、特設舞台で吹奏楽や合唱、ピアノ演奏なども奉納されました。引き続き一ヶ月以上にわたり大遠忌法要が行われ多彩な奉納行事も行われています。


[雛会式1_法華寺]

(2010.4.7)(奈良市)


[雛会式2_法華寺]

(2010.4.7)(奈良市)



[久我高照門跡_雛会式_法華寺]

上野道善東大寺長老とご歓談される久我門跡。
(2010.4.7)(奈良市)

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放生会_興福寺

放生会は普段人間が食用などとして殺生していることに対する戒めと感謝の宗教儀式で、全国各地の神社、寺院で行われています。


[放生会_興福寺]

興福寺の放生会では一言観音堂で法要が行われ、大きな緋鯉2尾と小さな緋鯉多数を寺の南にある猿沢の池に放たれます。
(2010.4.17)(奈良市)

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修二会_新薬師寺

東大寺二月堂の修二会はよく知られていますが、ここ新薬師寺でも行われています。練行衆の上堂の先導のお松明も同じように行われます。本堂の前庭を回って裏の出仕口から上堂されます。


[上堂1_修二会_新薬師寺]

上堂の僧は松明の先導で本堂(国宝)の前庭を回って裏口から上堂されます。
(2010.4.8)(奈良市)


[上堂2_修二会_新薬師寺]

(2010.4.8)(奈良市)


[法会_修二会_新薬師寺]

法会は十二神将に囲まれた薬師如来座像の前で勤められます。
(2008年の写真)(奈良市)

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花会式_薬師寺

花会式は(はなえしき)は正式には薬師寺の修二会のことで、他の寺院でも2月(旧暦)に行われる悔過(けか)の法要のこと。東大寺、新薬師寺、長谷寺などの修二会もよく知られています。東大寺ではお香水を汲み上げられる行事から「お水取り」と云われるように、薬師寺では十種の造花を本尊薬師如来に供えられることから「花会式」と称され、奈良に春を告げる行事として親しまれています。
薬師寺の修二会は、薬師如来のご宝前にすべての罪過を悔い改め、心身ともに清浄の境地を得たのち、国家繁栄、万民豊楽、天下太平、五穀豊穣、仏法興隆などを祈願する法要。

(2009、2010年に特別に許可を得て撮影させていただきましたが、HPへのアップは控えさせていただきます。個々のお問い合わせには情報の提供もさせていただきます。)

詳しくは薬師寺の公式サイトをご参照ください。
http://www.nara-yakushiji.com/guide/index.html



[椿の造花_花会式_薬師寺]

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春の大神祭_大神神社

大神神社の2000年の伝統と伝わる一大大祭、宵宮に若宮社で大神祭が行われ、本宮の日に祭神の大直禰子(おおたたねこ)を大神神社の本殿から御輿に遷し若宮神幸祭が行われます。氏子代表らが幡を掲げ、巫女、稚児など大勢の祭列が三輪の里を巡行する様は一大絵巻。


[祭列1_春の大神祭_大神神社]

(2010.4.9)(桜井市)


[祭列2_春の大神祭_大神神社]

村中の細い旧道を行く騎馬武者。
(2010.4.9)(桜井市)


[御輿巡行_春の大神祭_大神神社]

(2010.4.9)(桜井市)


[鳳凰_春の大神祭_大神神社]

(2010.4.9)(桜井市)

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春祭_都祁吐山

吐山の下部神社、恵比寿神社の春祭りではお渡り、おんだ祭、的打ちなど多彩に行われます。こちらのおんだ祭は御田子(おんたこ)と呼ばれる幼児が式士が耕す中に杉苗を投げ入れるなど他には見られない所作もあり祭りそのものを「御田子」と呼ばれているぐらいでもあります。農業を継ぐ次世代の子供の誕生を祝う儀式でもあるようです。


[御田子_下部神社_吐山]

本来は9大字から昨年、今年に生まれた幼児から一人ずつだったが、今では少子化で年齢も人数も限定していない。また子供達は装束もなく竹で編んだ箕笠も被らず手に持っているのが現状。それでも宮守さんの唄う「伊勢の山の御田打つ男 しがらみのかさきて 植えようじょ 植えようじょ」に合わせて杉苗を投げ入れる様は神妙。
(2010.4.29)(奈良市都祁)


[的打ち_春祭_吐山]

おんだ祭りのあと、射手の乳子(いてのちちこ)による弓打ちが行われます。三箇所に立てられた的に三回ずつ弓を打ちます。その昔は駆け馬や流鏑馬もあったそうでその名残りでしょうか。この射手の乳子だけが真っ赤な衣装をつけているのは記録がなく不明だそうです。
(2010.4.29)(奈良市都祁)


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おんだ祭_当麻山口神社



[おんだ祭_当麻山口神社]

(2010.4.23)(葛城市)

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