近撮_2011.3
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示し、
掲載後に順次、「風景」「行事・祭」「花ごよみ」「桜」「鹿」などに区分して掲示します。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
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修二会_東大寺二月堂

今年も東大寺の修二会(お水取り)を撮らせていただきました。過年度撮影分もあわせて御覧いただければ幸いです。
特別に許可をいただいて撮らせていただいており、他にも記録撮影させていただいていますが、この「近撮」「特集」には一般撮影させていただける範囲のアップに限らせていただきます


[水取りの儀式1_修二会]
行中の3月12日深夜(13日の1:30ごろ)には、若狭井(わかさい)という井戸から観音さまにお供えする「お香水」を汲み上げる儀式が行われます。咒師(しゅし)を先頭に練行衆たちの行列が松明と提灯の明かりの中を降りて行かれます。若狭井の前は灯りもない真っ暗闇。この行事から、俗に修二会全体をお水取りと言われてきました。
(2011.3.12)(奈良市)


[お松明_修二会]
お松明は本来二月堂に上堂される練行衆の道明かりですが、僧が上堂されたあと、童子により回廊を廻られます。一般にはこの行事がもっとも目に付くところであることから、ややもすれば修二会イコール松明のように誤解もされているようです。しかし童子たちにはこの仕事が華でもあるようです。
(2011.3.9)(奈良市)

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春日祭_春日大社

嘉祥2年(849年)に始まったと伝わる勅祭。三大勅祭(葵祭、石清水祭、春日祭)のひとつ。維新以前は年2回2月と11月の上の申の日が式日であったことから申祭とも呼ばれています。宮中より天皇陛下のご名代である勅使の参向を仰ぎ、国家の安泰と国民の繁栄を祈られます。勅使以下の雅な行列が斎館から二の鳥居を通り参道を上がっていかれますが、一般は二の鳥居よりは入れず残念ながら拝観することがかないません。


[春日祭1_春日大社]
(2011.3.13)(奈良市)


[春日祭2_春日大社]
祭儀では「御棚奉奠(みたなほうてん)」「和舞奉奏(やまとまいほうそう)」など種々奉納をされるそうですが、「神馬牽廻(みうまのけんかい)」という奉納もあるそうで、白い神馬も引かれていきます。
(2011.3.13)(奈良市)

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文殊お会式_安部文殊院

日本三文殊のひとつ大和の安部文殊。そのご本尊文殊菩薩を奉賛する年に一度の大祭。一般に文殊菩薩は智恵を司る仏とされ、子供連れのお詣りも多く賑わいます。


[大般若転読大法要_文殊お会式]
お会式では一山の僧により大般若経転読が行われます。
この度本堂の改修を終え、ご本尊木造騎獅文殊菩薩像も獅子に乗られた本来の姿でまつられ、明るい照明で礼堂からもよく拝観できるようになりました。
(2011.3.26)(桜井市)


[智恵授与のお加持_文殊お会式]
参拝者に智恵の袋を頭に載せ加持されます。子供には「賢くなりますように」大人には「家内安全、身体健康に」と唱えられます。
(2011.3.26)(桜井市)

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先日雨の日に薬師寺へ寄りますと梅が散りはじめ、早咲きの桜が咲きかけていました。たまにはお口直しに花を愛でませ。


[梅_薬師寺]
(2011.3.1)(奈良市)


[桜_薬師寺]
(2011.3.1)(奈良市)

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