近撮_2013.5
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示し、
掲載後に順次、「風景」「行事・祭」「花ごよみ」「桜」「鹿」などに区分して掲示します。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
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薔薇会式・えと祭り_霊山寺

僧侶たちが境内で満開を迎えたバラの花を本尊の薬師如来座像に供え、人々の健康と幸福を祈った。同寺では、シベリア抑留から帰還した先代の住職が「花を見て平和のありがたみを感じてほしい」と昭和32年、境内にバラ園を開園した。この日の薔薇会式・えと祭りでは、僧侶や参列者らがバラ園を練り歩く行列は雨で中止されたが、本堂で法要が営まれ、バラを飾り付けた御輿(みこし)や、子供たちの合唱団のコーラスなどが奉納された。(産経ニュースより引用)


2008年の薔薇会式・えと祭りもご参照ください。


[薔薇会式1_霊山寺]
八体仏像のでの法要
(2013.5.19)(奈良市)


[薔薇会式2_霊山寺]
八体仏像のでの法要
(2013.5.19)(奈良市)


[薔薇会式3_霊山寺]
ご本尊薬師如来座像に薔薇を供えての法要。
(2013.5.19)(奈良市)


[薔薇会式4_霊山寺]
薔薇会式に合わせえと祭りも行われます。この日はあいにくの天候で行列などは割愛されていましたが、お面を被って法要には参加されていました。
(2013.5.19)(奈良市)

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練供養会式_当麻寺

当麻寺の春の大祭(正しくは聖衆来迎練供養会式)で、中将姫の現身往生を再現する行事。蓮糸を染めて曼陀羅を織ったといわれる中将姫を西方浄土から迎えに来る様子を現します。雅楽や読経が流れ、西日が差すなか、本堂を西方極楽浄土、裟婆堂を人間界に見たて、その間にかけた来迎橋を金蓮台に乗せた中将法尼像を持つ観音菩薩を先頭に、二十五菩薩が練ります。1000年を越える伝統を持つこの行事は、各地で行われる練供養(ねりくよう)の発祥と言われています。



[練り供養会式1_当麻寺]
娑婆堂で中将法尼像を受け取る観音菩薩。このあと読経の中で、娑婆堂で中将法尼を金蓮台に遷し、観音菩薩が持ち、勢至菩薩は中将法尼のお顔や姿を優しく撫でるような所作をされます。
(2013.5.14)(葛城市)
2011年より



[練り供養会式2_当麻寺]
中将姫像を蓮台に載せ持つ観音菩薩を先頭に勢至菩薩、二十五菩薩、天人、僧侶、稚児さんらが来迎橋を渡り、極楽浄土に見立てた当麻寺の本堂である曼荼羅堂に向かわれます。
(2013.5.14)(葛城市)


[練り供養会式3_当麻寺]
(2013.5.14)(葛城市)

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ジャジャウマ_野神祭

平等坊町の野神祭は氏子らが早朝から熊野神社の境内に集まり、蛇を模った綱を作ります。出来上がったジャジャ馬綱は拝殿前に供えたのち、年長の男子を先頭に蛇を担いで西へ数百メートル離れた野神塚までお渡りします。昔は道中の水路で暴れまわったり、蛇に水を飲ませた所作もあったそうだが今ではもう見られません。



[ジャジャウマ1_野神祭_平等坊]
氏子らが早朝から熊野神社の境内に集まり、米藁と麦藁で蛇を模もした綱を作ります。大人の男子だけで編み上げ、このとき女性は神社に入らないならわし。出来上がった蛇は神前に祀られます。
(2013.5.5)(天理市)


[ジャジャウマ2_野神祭_平等坊]
野神祭などではよくジャコを神饌にし、そのあとたばわる(戴く)風習がよく見られます。ジャコも今はちりめんじゃこでした。
(2013.5.5)(天理市)


[ジャジャウマ3_野神祭_平等坊]
野神塚まで男の子が練ります。
(2013.5.5)(天理市)


[ジャジャウマ4_野神祭_平等坊]
(2013.5.5)(天理市)


[ジャジャウマ5_野神祭_平等坊]
この日は端午の節句。多くの野神祭が端午の節句に行われるのも男の子の成長を農耕儀礼に合わせ願うからでしょうか。狛犬さんの熱海にも菖蒲とヨモギが乗せられていました。
(2013.5.5)(天理市)

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汁かけ祭り_野口神社(準備)

昔、葛城山への日参で村の筋街道を通っていた役行者に娘が恋をした。だが修行一途で見向きもされなかったため大蛇と化し、行者を飲み込もうと森の“穴”に隠れる。田植えに向かった村人が大蛇に遭遇し、持っていた味噌汁をぶっかけて逃れることができた。その後、井戸に入った大蛇は大石でふさがれ、手厚く供養されたという謂われのもとに行われてきた祭事。奈良の各地でも行われてきた農耕儀礼「ノガミ」の一種。蛇穴(地名)の野口神社での祈年祭のあと、蛇や参詣者に向かって神主がわかめ汁をかけることから「汁かけ祭り」と呼ばれ、蛇を曳くことから「蛇綱曳き」と呼ばれています。ご神体の龍は一年間頭屋の家で祀られますが、その頭屋渡しにも特色が見られます。


今年は前日の準備風景を撮らせていただきました。祭り当日の様子などは過年度分と合わせご覧ください


[蛇作り1_野口神社]
(2013.5.4)(御所市)


[蛇作り2_野口神社]
(2013.5.4)(御所市)


[蛇作り3_野口神社]
(2013.5.4)(御所市)

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御田植祭_往馬大社

端午の節句の日に神事の後、御田植祭(通称)が行われます。大方のオンダ祭は祈年祭とあわせ年初にされるのが多いですが、こちらでは近年に復活されたときから5月5日にされているそうです。
田男による畦塗りや牛を使っての唐鋤(からすき)、馬鍬(まんが)による一連の農耕所作や田の畦に花を飾る水口祭の所作も丁寧に行われます。田男と牛のやりとりもなかなかおもしろいものです。
往馬大社のオンダ祭では、苗代を作り籾を撒くところまでは本殿の前で行われ、松苗を使っての田植えの所作は拝殿下の境内で行われ、再び一連の所作のあと、田男、巫女さんによる田植えが行われます。



[御田植祭1_往馬大社]
(2013.5.5)(生駒市)


[御田植祭2_往馬大社]
農夫の所作の間、牛さんが繋がれているのもあまり他では見ない光景。
(2013.5.5)(生駒市)


[御田植祭3_往馬大社]
し〜ちゃいちゃい、と牛を綱で叩くのを、「痛いがな」とかのやりとりになごやかな光景。
(2013.5.5)(生駒市)


[御田植祭4_往馬大社]
準備光景。
(2013.5.5)(生駒市)

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人形昇天祭_売太神社

古事記の編纂に携わったという稗田阿礼を祭る売太神社で行われる人形昇天祭。毎年5月5日のこどもの日に、大切にしてきた古代人形やぬいぐるみなどに感謝して炊き上げる昇天遷霊の儀が行われます。神官の祝詞奏上の中次々に人形が炊き上げられます。その数2000〜3000体。



[人形昇天祭1_売太神社]
(2013.5.5)(大和郡山市)


[人形昇天祭2_売太神社]
(2013.5.5)(大和郡山市)

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聖武天皇祭_東大寺


東大寺の大仏(盧舎那仏)を造顕された聖武天皇の御忌法要。東大寺一山、末寺の僧侶、式衆らの練り行列があり、大仏殿で御忌法要が営まれます。鏡池水上舞台で舞楽の奉納も行われます。


今回は寸景のみをアップします。


[幡_聖武祭_東大寺]
(2013.5.2)(奈良市)


[寸景_聖武祭_東大寺]
僧侶たちの行列を見る観客、鹿さんも紛れて。
(2013.5.2)(奈良市)

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蔵王権現_夜間拝感_金峯山寺

仁王門大修理勧進のために行われている秘仏「蔵王権現」の春の特別ご開帳が2013.3.30〜6.9まで行われていますが、その間の金、土曜日に特別に行われている「夜間拝感」。(吉野山旅館組合加盟旅館宿泊者限定)
ローソクの灯火だけの真っ暗な中、権現様だけが輝く荘厳な中で声明が唱えられます。


一般撮影禁止ですが、特別に許可を戴き取材、発表のご許可もいただきました。


[夜間拝感1_金峯山寺]
(2013.5.4)(吉野町)


[夜間拝感2_金峯山寺]
(2013.5.4)(吉野町)

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[牡丹_長谷寺]
牡丹で有名な長谷寺、牡丹の他にも種々の季節の花が咲き、花の寺と言われています。今回は本坊の玄関に飾られた牡丹を撮らせていただきました。長い廊下の奥に新芽が赤い野村モミジが映えます。
(2013.5.3)(桜井市)


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