近撮_2015.1
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示しております。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
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弓始め式_奈良豆比古神社

奈良大和には弓矢祭、弓打ち、弓始めなど弓矢を使う行事が多く見られます。いずれも悪魔払い、五穀豊穣、無病息災などを祈るものであります。奈良豆比古神社の弓始めは700年以上の伝統があります。祈祷の後、神主が拝殿の四隅から柳で作った弓で矢を射ます。この日は宮座の新年の会でもあり、宮座の約100人による直会が行われ、あわせて、一老、二老、三老と呼ばれる長老を前に今年に初老、中老になられた方の紹介があり、続いて長老方はじめ一同の長寿を祈り「尉と姥(じょうとうば)献上」が行われます。
2011年のもあわせて御覧ください。



[弓始め_奈良豆比古神社]

拝殿から四方に弓を放つ神主。このあとの宮座の新年会に長老に献上される「尉と姥(じょうとうば)」と「鮭」が供えられています。
(2015.1.25)(奈良市)



[献饌_奈良豆比古神社]

奉行により行われる献饌。奉行と呼ばれる方達が白衣に前掛け(昔から酒屋、八百屋さんなどが卸元からの歳暮でいただいたもの)をつけ、神饌の準備、食事の準備などすべて行われます。神饌は種々ありますが、これはモッソと呼ばれる赤飯を円錐形に盛ったものと豆の煮物。
(2015.1.25)(奈良市)


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若草山焼き_若草山

山焼きの時の花火はいつから始めたのでしょうか。私も始めはいらんことなのに、と思っていました。でもまあ神事で花火の奉納のある祭もありますし、多くの人が楽しむのにはそれなりの効果もありますし、今や風物詩ともなっています。
ということで最近は開き直って、割り切って逆に花火を積極的に入れて撮らせていただいております。



[若草山焼き_若草山]

今年は新しいタイプの花火が上がっていました(千輪あるいは百花園と呼ばれる種類だそうですが初めて見ました)。その花火とコラボで撮らせていただきました。
(2015.1.24)(奈良市)


2014年撮影


2013年撮影


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御所のとんど

「とんど」は小正月(1月15日-昨今はその前後)の行事として、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・書き初めなどを家々から持ち寄り、積み上げて燃やす日本全国に伝わる小正月の行事で、その呼び名も「どんど」「左義長」など地域によって様々のようです。
御所市では多くのトンドが行われます。なんでも50ぐらいはあるそうです。午後から24号線を走るとあちこちに煙が立ち上っていました。
それぞれのトンドにも種類、変化が見られ興味深いものがあります。
御所市では茅原の左義長が有名ですが、今回は割愛して村々のトンドを見学させていただきました。
トンドの火をもらって持ち帰り家のかまど(今はないが)や灯明に移され、翌朝にその火で小豆粥を作られるのは共通のようでした。
また燃え残りの竹や杭を持ち帰り、蛇(邪)よけや火除けにされるのもほぼ共通しているようでした。


出屋敷

出屋敷のトンドは茅原を除く村のトンドとしては一番の大きさだと思われます。蛇の形をした藁綱もはちまき状に仕立ててあります。




[点火_出屋敷]


頭屋さんのお家の神前の火を提灯に入れて運び点火されます。
(2015.1.14)(御所市)



[とんど1_出屋敷]

燃え上がるとんど。持ち帰る火を待つ村人たち。
(2015.1.14)(御所市)



[とんど2_出屋敷]

とんどの火を提灯などに移したり、燃え残りの竹を持ち帰る人々。この火を灯明に移したり、翌朝の小豆粥を焚く火種にされます。燃え残りの竹は邪よけに持ち帰られます。
(2015.1.14)(御所市)



[とんど3_出屋敷]

とんどを支える太い松杭を引っこ抜き、帆布で包み担いで、頭屋(その年の祭当番の長)、区長、子供が生まれたなどのめでたいお家にお祝い、邪よけだと、なだれ込んで行き、お神酒をいただき、祝儀をいただきます。
(2015.1.14)(御所市)



[とんど4_出屋敷]

(2015.1.14)(御所市)


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室のとんどは神社の境内で夕方に行われます。昨年迄は二つの垣内が並べてなさっていたそうですが、今年は一基だけでした。



[とんど_室]

(2015.1.14)(御所市)



[とんどの火1_室]

とんどの火を持ち帰れる人々。お家の灯明に移され、翌朝の小豆粥を焚く火種にされます。燃え残りの竹は火除けにされるとのこと。
(2015.1.14)(御所市)



[とんどの火2_室]

(2015.1.14)(御所市)



[とんどの火3_室]

(2015.1.14)(御所市)


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鳥井戸

鳥井戸のとんどは日中の午後に始められます。



[とんど1_鳥井戸]

点火の前に般若心経を唱えれます。
(2015.1.14)(御所市)



[とんど2_鳥井戸]

とんどの火を持ち帰れる人々。お家の灯明に移され、翌朝の小豆粥を焚く火種にされます。
(2015.1.14)(御所市)


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鳴川の大とんど_千光寺

鳴川の千光寺で朝に行われる大とんど。役行者ゆかりの修験の寺院であり、とんども護摩に似通ったところもあります。鳴川の里の人たちにより準備された竹で囲った大きなとんど、村人総出(と言っても20〜30人ぐらい)で餅の接待などもあり和やかな雰囲気の中で行われます。



[点火1_鳴川の大とんど_千光寺]

村役、婦人会、子供代表などにより浄火から受けた火をとんどに点火されます。
(2015.1.11)(平群町)



[点火2_鳴川の大とんど_千光寺]

恵方の方向(今年は西南西)から点火されます。
(2015.1.11)(平群町)



[般若心経_鳴川の大とんど_千光寺]

住職、修験者による読経中燃え上がっていきます。竹で囲ってありなかな火が外まで燃え上がりません。このあたりも護摩に似ているようでもあります。
(2015.1.11)(平群町)



[法螺_鳴川の大とんど_千光寺

(2015.1.11)(平群町)



[鳴川の大とんど1_千光寺]

役行者像、理源大師、厄除大師の像の前で行われるとんど。
(2015.1.11)(平群町)



[鳴川の大とんど2_千光寺]

(2015.1.11)(平群町)


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鬼はしり_陀々堂_念仏寺

僧侶達の早口の読経、法螺貝、カタン、カタンと乾いた棒打の響く中、燃えさかる大きな松明を父鬼、母鬼、子鬼がかざし、堂内を走り回ります(実際には重くて走れはしません)。堂内はさながら煙と火の海。国家安泰、五穀豊穣、厄除けなどを祈願する年頭の修正会(しゅじょうえ)の結願行事として行われますが、鬼が厄を払うのもめずらしいものです。室町時代から伝わる伝統行事。
(国指定重要無形民俗文化材)



[父鬼_陀々堂_念仏寺]

(2015.1.14)(五條市)



[子鬼_陀々堂_念仏寺]

(2015.1.14)(五條市)



[佐役(スケ)1_陀々堂_念仏寺]

主役の鬼以外にも火天や佐役(スケ)と呼ばれ脇役も重要な役目。
堂内の裏で火を受け取り鬼さんを先導して正面に現れ、正面で鬼に松明を渡されます。
(2015.1.14)(五條市)



[佐役(スケ)2_陀々堂_念仏寺]


(2015.1.14)(五條市)


父鬼、母鬼、子鬼の三匹の鬼が並んだ場面(2010年)



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大茶盛_西大寺

鎌倉時代から催されている茶儀。高僧、叡尊が正月の修正会の結願のお礼として献茶をされ、その折に参拝の民衆にもお茶を振舞ったことに始まります。戒律によって酒を飲まないので、酒盛りに代わって「茶盛」と称されます。 現在では、僧侶が直径30cm以上もある大茶碗にお茶を点て、参加者に振舞います。お茶を回し飲みする様子はとても和やかな雰囲気です。(奈良市観光協会Hpより転載)



[大茶盛_西大寺]

新春大茶盛式にて。
(2015.1.15)(奈良市)


2014年の写真
例年は春夏の2回催されますが、東大寺、薬師寺、唐招提寺、元興寺、春日大社などの寺社で開催された
珠光茶会のひとつとして西大寺でも催されました。


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蛇送り_南之庄

年の始めに祈願される「初祈祷」の行事ですが、この初祈祷というのも地区により様々でこれまた興味津々です。
ここのはいわゆる綱掛け、勧請縄ですが、蛇がドグロ巻いたように仕上げられ、祈祷の後、村の中を「祝おう!祝おう!」と言いながら担いで廻られます。途中祝儀を戴くお家や事業所などへは蛇を中迄入れられます。
村人に出会うと(残念ながらほとんど出会いませんが)蛇に咬ませたり、頭の上に乗せたりしながら邪を払いながら巡行されます。最後にむらの西端にある小さな祠のところに安座されます。



[綱綯い_蛇送り_南之庄]

社務所で総代はじめ村役さんたちにより蛇の綱が綯われます。三人が声を合わせ体ごとひねって約10メートルほどに編んで行きます。
(2015.1.8)(奈良市)



[蛇の仕上げ_蛇送り_南之庄]

綯われた綱を輪状に巻き重ねて、別に用意されたさん俵(米俵などの蓋の部分)三枚を上あご、舌、下あごに見立ててつけられます。頭には耳もつけられ、御幣を立てて出来上がります。
(2015.1.8)(奈良市)



[祈祷_蛇送り_南之庄]

完成した蛇を拝殿中央に置き、集落の除災、平安を願って神職により一年最初の祈祷を行います。
(2015.1.8)(奈良市)



[出発_蛇送り_南之庄]

蛇をかついで集落巡行に向かう村役さんたち。
(2015.1.8)(奈良市)



[集落を行く1_蛇送り_南之庄]

集落内を、「祝おう〜祝おう〜」と言いながら巡行していきます。
(2015.1.8)(奈良市)



[集落を行く2_蛇送り_南之庄]

ご祝儀をいただくお家や、事業所などには「祝おう〜祝おう〜」と言いながら中まで入っていきます。
(2015.1.8)(奈良市)



[集落を行く3_蛇送り_南之庄]

都介野岳(都祁富士)を背に集落の田を巡る一行。
(2015.1.8)(奈良市)



[邪気払い_蛇送り_南之庄]

途中村人に出会うと頭から被せて「祝おう〜祝おう〜」と邪気を払います。
(2015.1.8)(奈良市)



[蛇の安座_蛇送り_南之庄]

集落の西端に祀る小さな祠のところに安座します。頭を西方に置きますが、以前は恵方に向けていたのかもとも。
昨年の古い蛇も朽ちてはいますが形は残っていました。
(2015.1.8)(奈良市)


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山の神_小原

「山の神」は文字通り林業をなさっている(いた)集落のほとんどで祀られてきました。
奈良の集落でも数えきれないくらいあると推測します。
祀り方も様々で、山の神は醜い女の神さんだと伝えられ、供え物も醜い魚ということで「オコゼ」だったり、また男根をかたどったものであったり、山仕事の道具のミニチュアであったりと様々です。
もうひとつの形としてここ小原のように「カギヒキ」というのもあります。ウツギや樫の木をフックのように作り枝に掛ける作法、シデや蜜柑などがつけられます。それにカギヒキの唄がつきます。
「西の国のいとわた・東の国のゼニカネ・うちの蔵へどっさりこ」など、所によって違いますが意味は同じようなものが多いようです。


[山の神1_小原]

小原の山の神は小高い行者山と言われるところで祀られます。めずらしく「山の神」そのものは祀られてなく役行者を祀る祠の前で行われます。
(2015.1.7)(宇陀市)



[山の神2_小原]

早朝から、村人が家族に居る男の数だけのカギヒキと小判型の餅を持って上がってこられます。小原のカギヒキはウツギの木をフックのように伐りとったもの
(2015.1.7)(宇陀市)


[山の神3_小原]


カギヒキにみかん(昔はコウジミカンだったという)とシデをつけて、行者堂の横の檜の枝にぶら下げます。この時にカギヒキ唄を唄ったと言うが今は唄われていませんでした。
(2015.1.7)(宇陀市)




[山の神4_小原]

家族の男子の数だけ小判型のお餅をお供えされます(中央のお供えのように)。今ではそれもくずれているようで、餅、みかん、昆布などがお供えされていました。お供えの気持ちは変わってないのですが。
(2015.1.7)(宇陀市)



[山の神5_小原]

お供えをし、カギヒキを枝に掛けるとそれぞれが行者堂にお詣りされます。
(2015.1.7)(宇陀市)


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綱掛祭_鹿路天一神社

綱掛祭(綱掛神事)は勧請縄とも呼ばれ、大和の多くの村で行われてきました。その形式も様々ですが、蛇や龍に見立てられ、村の入り口などに懸け、魔や邪、疫病などの入らぬようにとの謂われがあります。
鹿路の綱掛式は天一神社で行われますが、神饌、飾り物の特徴や弓打ちも行われるなど寺院のオコナイ行事も混在してきたようにも思えます。
勧請縄は鹿路トンネルの入り口の西側、村への道に懸けられます。



[天一神社_鹿路]

鹿路の天一神社には本殿は無く瑞垣に守られた杉の巨樹が御神体。ご神木は周囲4.5m程の杉の巨樹。
現在の神木は3代目であるとも言われています。
境内にはこの他、周囲5m程の杉の巨木が多数あります。
(2015.1.4)(桜井市)



[縄ない_綱掛祭_天一神社]

朝から村人総出(と言っても今では数軒)で勧請縄や神饌などを作られます。
綱は「さあよい さあよい」「よい よい」「さあよい」「よい よい」と掛け声をかけ相手と藁を交換し継ぎ足し継ぎ足ししながら手際よくなっていかれます。
(2015.1.4)(桜井市)



[縄足つくり_綱掛祭_天一神社]

綱に吊るす足つくり。二本の縄に両側に樒を指した四本のススンボ竹をつけられます。
(2015.1.4)(桜井市)



[綱掛祭_天一神社]

出来上がると神社の扉の上に頭を突っ込む様に供えられます。
(2015.1.4)(桜井市)



[神饌1_綱掛祭_天一神社]

神饌は2つの「神饌台」といわれる藁をわっぱにした上に、4本の串につけた菱餅、干し柿、柑子蜜柑、蜜柑を指し、神前の灯籠の間にぶら下げ供えられます。(記録によると以前は栗もつけられていたらしい)
(2015.1.4)(桜井市)



[神饌2_綱掛祭_天一神社]

神饌台の横に「てんがい」と呼ばれる杉板を十字にし、紙片をぶらさげたものも飾り付けられる。
「てんがい」は「天蓋」かも、ここにもオコナイとの混合が見られるように推測します。
(2015.1.4)(桜井市)



[縄巻き1_綱掛祭_天一神社]

綱が出来上がったらドグロのように巻いてまとめられるのですが、それを引っぱって邪魔したり、村人をぐるぐる巻にしたりとふざけあいます。まとまったかと思えばまた引っくり返したりしてなかなかおさまりません。
(2015.1.4)(桜井市)



[縄巻き2_綱掛祭_天一神社]

(2015.1.4)(桜井市)



[完成_綱掛祭_天一神社]

綱をドグロのように巻きその上に「丘の棚」と称される竹四つ割りの上に棚をつくり、その上に神饌を置いたものが供えられます。その横には綱かけの両端に付けられる御幣。弓打に使われる弓、矢、的も。弓はウルシ、矢は矢竹。
(2015.1.4)(桜井市)



[結鎮祭文読み上げ_綱掛祭_天一神社]

神事の中で祝詞に続き、神職により「天一神結鎮祭文(きいちんさいもん)」が読み上げられます。鹿路だけに見られる稀なものだと思います。
この祭文には天保7年(1836)書写の記述が残っています。
(2015.1.4)(桜井市)



[弓打ち_綱掛祭_天一神社]

勧請縄が出来上がり、神事が行われたあと、弓打ちが行われます。弓打ち神事も多くの村で伝わりますが、勧請縄と同時にされるのは少ないと思われます。
巻き上げられた綱はアキの方向に積み上げられます。神職が、まず天、地、東、西、南、北へ、そして的に弓を引かれます。続いて村人が順次弓を打たれます。神饌めがけて打つ事もよしとされています。
(2015.1.4)(桜井市)



[トンド焼き_綱掛祭_天一神社]

神社での神事を終えて、トンドに神事に使ったものを燃やし、餅やミカンを焼き、御神酒も入りしばし談笑。
(2015.1.4)(桜井市)


綱作り、神事、弓打に時間がかかり実際に勧請掛けをされるのは夕方になります。これは昼間に見る勧請縄(過去撮影)。



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繞道祭_大神神社

新年の明けとともに行われる大神神社の繞道祭(にょうどうさい)。「ご神火まつり」とも称され、年初第一番に斎行される神事。午前0時に拝殿正面の三ツ鳥居奥で宮司により古式にのっとり火がきり出され、元旦祭の後、ご神火を大松明2本と神饌松明1本に移し、氏子の若者がかつぎ、山麓に鎮座する摂末社18社の巡拝(やく5キロ)をかけ声と太鼓を響かせ走り回ります。
(過年度の分もあわせて御覧ください。)



[御神火1_繞道祭_大神神社]

古式にのっとりきり出された火を二人の神官により持ち出されます。
(2015.1.1)(桜井市)



[御神火2_繞道祭_大神神社]

(2015.1.1)(桜井市)



[御神火3_繞道祭_大神神社]

境内で待つ大美和青年団や氏子の持つ大松明、神饌松明に点火。
(2015.1.1)(桜井市)



[巡拝1_繞道祭_桧原神社]

桧原神社に登ってくる松明。
(2015.1.1)(桜井市)



[巡拝2_繞道祭_桧原神社]

(2015.1.1)(桜井市)



[巡拝3_繞道祭_桧原神社]

(2015.1.1)(桜井市)



[松明一行_繞道祭_大神神社]

道中にある電車線路の小さな踏切を渡る一行。
(2015.1.1)(桜井市)



[巡拝4_繞道祭_大神神社]

(2015.1.1)(桜井市)



[巡拝5_繞道祭_大神神社]

大松明に続くて手松明の列。
(2015.1.1)(桜井市)



[巡拝終えて_繞道祭_大神神社]

巡拝を終え、大神神社境内に戻った御神火は最後に巳の神杉を三周して打ち上げとなります。
(2015.1.1)(桜井市)



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