近撮_2015.4
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示しております。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
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春祭り_恵比寿神社、下部神社

恵比寿神社の春祭りでお渡り、おんだ祭、弓打ちなど多彩に行われます。
射手の乳子(いてのちちこ)による弓打ちが行われますが今年は50年ぶりぐらいに馬の奉納があり、馬上からの弓打ちでした。
合わせて隣の下部(おりべ)神社のおんだ祭も一体的に行われます。御田子(おんたこ)と呼ばれる幼児が農夫役の式士が耕す中に杉苗を投げ入れるなど他には見られない所作もあり、農業を継ぐ次世代の子供の誕生を祝う儀式でもあるようです。
本来は9大字から昨年、今年に生まれた幼児から一人ずつだったが、今では少子化で年齢も人数も限定していない。
3点目の写真を見ていただくと、民俗行事の移り変わりが見られるものです。
 1.子供達は装束もなく竹で編んだ箕笠も被らず親御さんが手に持っている。
 2.イクメン風のお父さん
 3.女の子も参加
  などなど
宮守さんの唄う「伊勢の山の御田打つ男 しがらみのかさきて 植えようじょ 植えようじょ 」
に合わせて杉苗を投げ入れる様も神妙。



[祭列_吐山]

(2015.4.29)(奈良市都祁吐山)



[的打ち_恵比寿神社]

射手の乳子(いてのちちこ)による弓打ちが行われますが今年は50年ぶりぐらいに馬の奉納があり、馬上からの弓打ちでした。
(2015.4.29)(奈良市都祁吐山)



[御田子_下部神社]

(2015.4.29)(奈良市都祁吐山)


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おんだ祭_當麻山口神社

五穀豊穣を願って、田植えの前ごろにいわゆる予祝行事として行われるお田植え祭を奈良では「おんだ祭」と言われています。奈良にはおんだ祭は50以上もあると推測します。
注連縄で囲み田に見立て、田男たちが、牛面をかぶった牛を使ったりしながら一連の農作業を演じられることが多いようです。
山口神社のおんだ祭では、牛を使い唐鋤とマンガで田おこしの作業と田植え(松苗を使った田植え)が演じられます。



[牛面_おんだ祭_當麻山口神社]

(2015.4.23)(葛城市)



[おんだ祭_當麻山口神社]

(2015.4.23)(葛城市)


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正御影供_室生寺

弘法大師の正忌(祥月命日)に、大師の御影を祀って供養する法会が正御影供(しょうみえく)。今日では1月おくれの新暦の4月21日に、全国の真言宗寺院や弘法大師ゆかりの寺院で営まれます。



[上堂_正御影供_室生寺]

(2015.4.21)(宇陀市室生)



[法要_正御影供_室生寺]

(2015.4.21)(宇陀市室生)



[下堂_正御影供_室生寺]

(2015.4.21)(宇陀市室生)


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四海安穏祈願法要_海龍王寺

初代住持の玄オが、嵐の中を無事帰国した旧暦3月(現在の4月)に営まれます。当寺に伝わる龍王の御魂と、奈良時代に遣唐使の航海安全のために読誦された海龍王経。全国各地から送り届けられた海水を壇上に安置し、海龍王に「世界の平和・生命の源である海の安穏と自然への感謝、渡海する方々の安全」の思いを込めて厳修されます。(海龍王寺のHpより引用)



[四海安穏祈願法要1_海龍王寺]

(2015.4.18)(奈良市)



[四海安穏祈願法要2_海龍王寺]

東日本大震災で被災した東北地方をはじめ、沖縄など各地からも海水も届き、ガラスの器に入れて大壇に備え法要されました。
(2015.4.18)(奈良市)


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多れんぞ_春の例大祭_多神社神社


『古事記』を編纂した太安万侶も祀られている多神社の春の例大祭に行かせていただきました。
大和では田植え前の比較的農閑期の春の祭に氏子たちが祭を楽しむことを「レンゾ」と言うのです。語源は存じ上げません。中でも多神社のレンゾは有名で「オオレンゾ」と呼ばれ親しまれてきました。
以前はお店なども出て大賑わいだったようです。今はいろんな演芸や音楽などの奉納が中心になっているようです。



[奉幣_春の例大祭_多神社]

(2015.4.19)(田原本町)



[奉納舞1_春の例大祭_多神社]

山村若女さんが奉納された「八千代獅子」という地舞。
(2015.4.19)(田原本町)



[奉納舞2_春の例大祭_多神社]

(2015.4.19)(田原本町)


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鎮花祭_大神神社

多くの神社では花鎮祭と呼ばれているようですが、旧暦の三月(現在の四月ころ)の桜の花の散る頃に活動するといわれる疫病神を祓い鎮めるための祭り。
大神神社では全国からの医薬業関係者が参列されて「薬まつり」とも呼ばれています。
特徴的なのは、神饌が笹百合の百合根と忍冬(すいかずら)に桃の花を添えたものでいわゆる「特殊神饌」と言われています。



[巫女_鎮花祭_大神神社]

(2015.4.18)(桜井市)




[うま酒三輪の舞_鎮花祭_大神神社]

(2015.4.18)(桜井市)




[お鈴_鎮花祭_大神神社]

(2015.4.18)(桜井市)




[献饌_鎮花祭_大神神社]

(2015.4.18)(桜井市)




[特殊神饌_鎮花祭_大神神社]

ささゆりの百合根、忍冬に桃の花を添えた特殊神饌。
(2015.4.18)(桜井市)


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春の大神祭_大神神社

大神神社の2000年の伝統と伝わる一大大祭、宵宮に若宮社で大神祭が行われ、本宮の日に祭神の大直禰子(おおたたねこ)を大神神社の本殿から御輿に遷し若宮神幸祭が行われます。


行列の場面は2010年を参照ください


[御輿_大神神社]

(2015.4.9)(桜井市)



[弓打ち_大神神社]

(2015.4.9)(桜井市)



[若宮還幸1_大神神社]

大祭の翌日、後宴祭が執り行われ、若宮さん(大直禰子おおたたねこ)が若宮神社へ御還幸されます。
(2015.4.10)(桜井市)



[若宮還幸2_大神神社]

(2015.4.10)(桜井市)


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花供会式_金峯山寺

蔵王権現のご神木・山桜の満開を御本尊に報告する行事。1000年の歴史を持つ金峯山寺の伝統法会で、奴行列を先頭に金峯山寺の鬼、お稚児さん、山伏、僧侶、そして行列の最後は官長猊下が乗られた大名籠と続く10万石の格式を持った行列が行われる。(金峯山寺のホームページより引用)



[法要_金峯山寺]

ご本尊の蔵王権現(普段は秘仏で非公開)の御前での法要。
(2015.4.11)(吉野町)



[管長猊下上堂_金峯山寺]

(2015.4.11)(吉野町)



[鬼_金峯山寺]

前日の鬼火の祭典の鬼さんも法要中に松明かざし登場。
(2015.4.11)(吉野町)



[大名行列1_吉野山]

(2015.4.11)(吉野町)



[大名行列2_吉野山]

(2015.4.11)(吉野町)


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修二会_新薬師寺

東大寺二月堂の修二会はよく知られていますが、ここ新薬師寺でも行われています。練行衆の上堂の先導のお松明も同じように行われます。本堂の前庭を回って裏の出仕口から上堂されます。


法要の場面は2014年を参照ください


[お松明_新薬師寺]

(2015.4.8)(奈良市)


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雛会式_法華寺

法華寺は光明皇后が建立された総国分尼寺で、ご本尊十一面観音像の前に50数体の可憐な善財童子が祀られて法要されます。


2010年、久我高照門跡の時の雛会式はこちら


[雛会式1_法華寺]

(2015.4.7)(奈良市)



[雛会式2_法華寺]

(2015.4.7)(奈良市)



[雛会式3_法華寺]

(2015.4.7)(奈良市)



[雛会式4_法華寺]

(2015.4.7)(奈良市)



[雛会式5_法華寺]

(2015.4.7)(奈良市)


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花祭り

仏生会、灌仏会、浴仏会、竜華会などとも呼ばれるお釈迦様の降誕を祝う花祭り。多くの寺院では花御堂に釈迦誕生仏を安置し、厳粛な法要の後参拝者は甘茶を灌いでお参りされます。誕生仏は、お釈迦様は生まれてすぐに7歩進んで右手を挙げて天を指し、左手を垂下して地を指し「天上天下唯我独尊」と唱えられたといわれその姿をあらわした像。
東大寺、法隆寺、信貴山朝護孫子寺などは2011年のをご覧ください。



[花祭り_唐招提寺]

(2015.4.8)(奈良市)



[花祭り_薬師寺]

(2015.4.8)(奈良市)


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妙吉祥龍穴_龍穴神社奥の院


龍穴神社の上流には龍神が住むと伝わる洞穴「妙吉祥龍穴」があり、古代から神聖な「磐境」とされてきた。
室生では「九穴八海」という伝説が伝えられ、九穴とは、三つの龍穴と六つの岩屋をいう。また、八海とは、五つの渕と三つの池をさしている。 (宇陀氏観光協会Hpより引用)



[妙吉祥龍穴_龍穴神社奥の院]

(2015.4.21)(宇陀市室生)


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中金堂再建工事_興福寺


2018年の落慶を目指して着々と工事進行中。その工事現場を公開されています。
出来上がれば見ることが叶わない構造や大屋根、瓦など。詳しくはその筋の資料にお任せすることにします。
工事中の大屋根の当たりから奈良市内が展望できます。



[中金堂再建工事より_興福寺]

同じ境内の五重塔を工事中の養生の網越しに。奇麗に見わたせる撮影ポイントも設けられています。
(2015.4.17)(奈良市)


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ギンリュウソウ_大神神社



[ギンリュウソウ_大神神社]

森林の林床に生え、周囲の樹木と外菌根を形成して共生するベニタケ属の菌類とモノトロポイド菌根を形成し、そこから栄養を得て生活する。つまり、直接的にはベニタケ属菌類に寄生し、究極的にはベニタケ属菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活している。(ウイキペディアより引用)
(2015.4.18)(桜井市)


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[おかっぱ桜1_奈良公園]

(2015.4.5)(奈良市)



[おかっぱ桜2_奈良公園]

(2015.4.3)(奈良市)



[落花_奈良公園]

(2015.4.5)(奈良市)



[すべり坂_奈良公園]

(2015.4.4)(奈良市)



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