近撮_2018.8
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示しております。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)

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大和路写真帳

過年分も合わせてご覧いただければ幸いです。(できるだけダブラないシーンを載せていますので)



お盆迎え火


お盆の御招霊の迎え火も地域によって多様です。おなじ地域でもお家ごとに違っていたりします。施餓鬼やお料理についてもいろいろあるものです。



迎え火_北白木

この地域では陽の落ちるころに門先で藁束(2束が多いようでした)を燃やして鉦をたたき「かえらっしゃい、かえらっしゃい」と迎えられます。
15日の送り火も同じようにされ「いなっしゃれ、いなっしゃれ」と送られるそうです。



[迎え火1_北白木]

(2018.8.13)(桜井市)


[迎え火2_北白木]

(2018.8.13)(桜井市)


[迎え火3_北白木]

(2018.8.13)(桜井市)


[迎え火4_北白木]

(2018.8.13)(桜井市)


[迎え火5_北白木]

仏壇の前にご先祖のお位牌を出して祀られていましたが、このお家では「餓鬼んとさん」と言って、帰るとこのない無縁の霊が一緒についてこられるとのことでその霊のためのお供え飾りも縁先になさってました
(2018.8.13)(桜井市)


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迎え火_勝原

この地域では14日になさることもあって、迎え火なのかどうか。地元の方の間でも、迎え火だから陽のある間の早い時間帯に迎えるので昼間になさるお家、迎え火だけど夕方になってからなさるお家、いやいやこれは送り火なんで日が暮れてからするんやとおっしゃるお家、などなどいろいろで。でも明日15日にも焚かれるそうですからいよいよややこいしことになります。
いずれにしても御先祖を迎えての盂蘭盆会をして終わればまたあちらへお送りするという気持ちの問題かもとも思います。


[迎え火1_勝原]

(2018.8.14)(山添村)


[迎え火2_勝原]

(2018.8.14)(山添村)


[迎え火3_勝原]

(2018.8.14)(山添村)


[迎え火4_勝原]

(2018.8.14)(山添村)

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盆踊り_宇陀地区


宇陀地域の盆踊りはその音頭や踊りに特徴があり、音頭とりの屋台の飾りにも特徴があるようです。てっぺんの飾りも材料などは違っていますが衣装的には共通のものが見られます。



盆踊り_安産寺(三本松)

平安時代の古仏子安地蔵尊の法要が行われ、狭い境内で盆踊りが行われます。
前半のまだ陽のある間は音源で子安地蔵音頭や河内音頭が流れ、踊られます。こちらではほとんど平服で浴衣姿も少なくまた小さな子も屋台に登ったり踊ったりと微笑ましい情景でもあります。
後半は音頭取りさんにより祭文音頭、金魚踊りが唄われます。金魚踊りは音頭も踊りも軽快で音頭取りと踊り手の掛け合い風な合いの手もありこの地域だけに見られるように思います。この音頭取りさんは90歳だとか。お元気。



[盆踊り1_安産寺]

(2018.8.26)(宇陀市)


[盆踊り2_安産寺]

(2018.8.26)(宇陀市)


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盆踊り_古市場

宇太水分神社境内で行われます。この地域では一番大きな盆踊りのようです。音頭取りもプロの方。始まると何人かの男衆が提灯を手に踊っておられました。聞くに昔は青年敬神講の役員が羽織袴で提灯持って踊っていた(この項不確かですが地元のご高齢婦人の談)流れだとか。
音頭は祭文音頭、金魚踊り、江州音頭、最後は伊勢音頭でした。



[盆踊り1_古市場]

(2018.8.16)(宇陀市)


[盆踊り2_古市場]

(2018.8.16)(宇陀市)


[盆踊り3_古市場]

(2018.8.16)(宇陀市)


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盆踊り_竜口

竜口白山神社の境内にてっぺんに飾りのついた屋台が据えられ、音頭取りさんも地元の方。人口も少なくなり小さめの盆踊りでした。
この日は村の青年のナガエ式(元服式)も境内の集会所で行われます。この日から大人入りをし、村の共同の仕事にも参加することになるそうです。今年は久しぶりに該当者が一人居られナガエ式が行われました。



[盆踊り1_竜口]

(2018.8.11)(宇陀市)


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本尊地蔵菩薩会式_聖林寺


国宝十一面観音菩薩で知られる聖林寺、ここのご本尊は子安延命地蔵菩薩。そのご本尊会式。尼僧住職様が導師を勤められます。



[本尊地蔵菩薩会式1_聖林寺]

(2018.8.24)(桜井市)


[本尊地蔵菩薩会式2_聖林寺]

(2018.8.24)(桜井市)


[本尊地蔵菩薩会式3_聖林寺]

(2018.8.24)(桜井市)


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万燈供養会_元興寺

元興寺極楽坊のご本尊は阿弥陀如来ですが、観音菩薩などたくさんの仏様がまつられています。地蔵菩薩も長年にわたり親しまれ、信仰されてきました。地蔵会では極楽坊で地蔵菩薩をまつり法要が行われます。法要の後、極楽坊の南庭の石塔、石仏がたくさん安置されている浮図田(ふとでん)の中を南都の僧侶が巡礼されます。



[万燈供養会1_元興寺]

浮図田(ふとでん)には石塔、石仏がたくさん安置されており、その数1500とも言われています。日暮れ頃から参拝者の願いを書いた灯明皿に点火されます。
(2018.8.24)(奈良市)


[万燈供養会1_元興寺]

(2018.8.24)(奈良市)


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万灯供養会_大仏殿

盂蘭盆会の最終日、8月15日の夜、大仏さまにたくさんの灯篭をお供えして、万燈供養会を厳修する。大仏殿の万灯供養会は、お盆に帰省できない方々にもせめて御先祖の供養をしていただけるようにという趣旨で、昭和60年から始められた。
大仏殿のまわりに2500基ほどの灯篭が並べられる。灯篭一基に中に4っつの明りを入れるので、灯明の数は約1万になる。(東大寺HPより引用)
この日は観相窓も開けられ大仏さんのお顔も拝顔できます。



[万燈供養会1_大仏殿]

(2018.8.15)(奈良市)


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お身拭い_大仏殿

お盆を迎える準備のひとつとして恒例の大仏っつあんのお身拭いが行われます。早朝から白装束の僧侶や東大寺関係者、奉仕者約150名がほこりまみれになって奉仕されます。事前に魂を抜く法要がありますが、頭の上に乗ったりお顔に足をかけたりされるのには少々びっくりもします。でも大仏っさんも綺麗になってお喜びなんでしょう。



[お身拭い1_大仏殿]

(2018.8.7)(奈良市)


[お身拭い2_大仏殿]

(2018.8.7)(奈良市)


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夜間特別拝観_新薬師寺

本堂前にろうそくの灯が約200灯され、幻想的な光景。普段開けられないお堂正面も開けられ薬師如来像、十二神将も拝することができました。



[夜闇特別拝観_新薬師寺]

(2018.8.9)(奈良市)


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風祈祷(一万度ワーイ)_切幡

稲の成熟する頃の二百十日あたりに、台風などの難がありませんようにと大和の各地で風の祈祷が行われます。その内容も地域により様々で興味深いものがあります。奈良の東山中(ひがしさんちゅう)にある山添村切幡の神明神社では、境内に一対の榊の枝葉を立て供え、それぞれの榊の周りを一年当番の宮守さんの合図で、全員が両手で万歳をし、「一万度ワーイ、一万度ワーイ」と復唱してぐるぐる回る、ちょっと変わった不思議な祈祷を行います。村人にもその謂われは定かでないようです。終わると会所で御神酒や赤飯をいただき、村人の交流の場にもなります。



[風祈祷(一万度ワーイ)1_切幡]

(2018.8.18)(山添村)


[風祈祷(一万度ワーイ)2_切幡]

(2018.8.18)(山添村)


[風祈祷(一万度ワーイ)3_切幡]

(2018.8.18)(山添村)


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洞川温泉行者祭り_洞川

大峯山開祖である役行者が島流しにされ、のちに晴れて無罪となり大峯山に戻ったとき、村民たちが熱狂的に出迎えた様子を表した祭り。
「鬼の宿」(西浦清六氏宅)に修験者が集まり、大峯山のご神火とともに役行者と鬼を迎えて法要が行われます。

これと前後して「理源太鼓」や「鬼踊り行列」などが鉦、太鼓のリズムに合わせ賑々しく洞川の街を練り歩き、また護摩焚きが行われるなど、祭りの内容は多彩です。
最後には打ち上げ花火でお祭の幕が閉じられます。



[洞川温泉行者祭り1_洞川]

(2018.8.3)(天川村)


[洞川温泉行者祭り2_洞川]

(2018.8.3)(天川村)


[洞川温泉行者祭り3_洞川]

(2018.8.3)(天川村)


[洞川温泉行者祭り4_洞川]

(2018.8.3)(天川村)


[洞川温泉行者祭り5_洞川]

(2018.8.3)(天川村)


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火祭り_墨坂神社

墨坂神社の夏祭りでは子供神輿が町内を練り(今年は1台だけになっていました)ます。
火祭りと呼ばれていますが境内で七夕飾りなどを燃やされるもので、いわば夏の大とんどのようなもの。
お旅所から神社まで手松明で火を運び、神事の後境内のとんどに火が付けられます。暑い最中のとんどであっという間に燃え上がります。



[火祭り1_墨坂神社]

(2018.8.3)(宇陀市)


[火祭り2_墨坂神社]

(2018.8.3)(宇陀市)


[火祭り3_墨坂神社]

(2018.8.3)(宇陀市)



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