近撮_2019.7
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示しております。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)

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大和路写真帳

過年分も合わせてご覧いただければ幸いです。(できるだけダブラないシーンを載せていますので)



地蔵盆-奈良町


7月23日から24日(所により旧暦で8月)に地蔵盆が行われます。奈良市内には多くの地蔵さんが祀られておりこの時期になると、。普段気のつかない地蔵さんも夕方になり提灯が灯り出すとこんなにたくさんあったのかと思うぐらい。
子供を守る地蔵さんでもあり、とりわけ庶民、子供に親しまれて来たのではないかと思います。ここ奈良町あたりのお寺、町々、辻々に祀られている数はいくつぐらいあるのでしょうか。
今回、奈良町のお地蔵さんを集中的に取材させていただく機会を得ました。とても全部は回れませんでしたが今まで存じ上げなかったお地蔵さんにも出会えました。その中からいくつかをアップさせていただきます。

十輪寺


[十輪寺]

ご本尊のお地蔵さんは本堂の奥の方にある石仏龕(せきぶつがん)。法要のあと、法話が行われていました。本堂は元々は石仏龕を拝むための礼堂だったそうですが優美な形状で国宝に指定されています。蔀戸を開け縁側に提灯が並び、法話をされているという静かな地蔵盆会でした。
(2019.7.23)(奈良市)


Pじょう寺


[Pじょう寺 1]

(2019.7.23)(奈良市)


[Pじょう寺 2]

数珠繰りのあと、お年寄りによる手品や腹話術など演芸の披露が行われます。
(2019.7.23)(奈良市)


瓦町


[瓦町 1]

(2019.7.23)(奈良市)


[瓦町 2]

(2019.7.23)(奈良市)


[瓦町 3]

(2019.7.23)(奈良市)

十福地蔵尊_花芝町


[十福地蔵尊 1_花芝町]

商店街の中にも
(2019.7.23)(奈良市)


[十福地蔵尊 2_花芝町]

女人泰産、身根具足、衆病悉除、寿命長遠、財寶盈溢、衆人愛敬、穀米成熟、神明加護、證大菩提の十福という意味だそうです。
(2019.7.23)(奈良市)

八軒町


[八軒町 1]

(2019.7.23)(奈良市)


[八軒町 2]

(2019.7.23)(奈良市)


中清水町


[中清水町]

風化が激しくほとんどお姿は見えない。制作年代は天文13年(1544年)と刻まれている。
(2019.7.23)(奈良市)


延命地蔵_念聲寺



[延命地蔵 1_念聲寺]

(2019.7.23)(奈良市)


[延命地蔵 2_念称寺]

(2019.7.23)(奈良市)


金体寺


[金体寺 1]

(2019.7.23)(奈良市)


[金躰寺 2]

(2019.7.23)(奈良市)

鎧地蔵_笠屋町


[鎧地蔵 1_笠屋町]

(2019.7.23)(奈良市)


[鎧地蔵 2_笠屋町]

(2019.7.23)(奈良市)


勝軍地蔵_福智院


[将軍地蔵_福智院]

(2019.7.23)(奈良市)


歩き地蔵_普光院


[歩き地蔵_普光院]

かっては法蓮町の各家が持ち回りで祀られてきたことから歩き地蔵と言われている。
(2019.7.23)(奈良市)


着せ替え地蔵_伝香寺


[はだか地蔵尊 1_伝香寺]

この裸地蔵さんは元々は興福寺延寿院のご本尊だったそうですが、明治の廃仏棄釈の時にこの伝香寺に預けられたそうで、秘仏とされていますが、年に一度衣の着せ替えを本堂にて行われ、法要が行われます。一年間身につけておられた衣を下着までそっくり替えられます。地蔵さんの裸を見るのもめずらしいことです。尼僧の発願で造立されたお地蔵さんらしく胸飾りがつけられており清楚なお姿です。
この日は伝香寺の幼稚園の祭りもあって幼児らで賑わっていました。
(2019.7.23)(奈良市)


[はだか地蔵尊 2_伝香寺]

(2019.7.23)(奈良市)


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腰痛地蔵尊-南庄


腰痛から守ってくださるとのことで、木槌を奉納されています。祭事は不定のようです。腰痛から守ってくださるとのことで、木槌を奉納されています。祭事日程は不定のようです。


[腰痛地蔵尊 1_南庄]

(2019.7.23)(奈良市)


[腰痛地蔵尊 2_南庄]

(2019.7.23)(奈良市)


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油かけ地蔵-吐田


近鉄結崎駅から西へ約2km、大和川の堤防の南に広がる川西町吐田(はんだ)一帯には、今ものどかな田園風景が広がっている。田んぼの中には東西南北にいく筋もの細い道が通るが、その一角にぽつんと建つ小さなお堂があり、油で黒光りした地蔵尊が祀られています。できものが治るなどの謂われもあり、村のお年寄りらにより常日頃から花を供え祈りを続けられています。
夕暮れになると各お家から提灯を持って集まられます。昔は各お家の姓や紋の入った提灯に火を灯して持ってこられましたが現在はほとんどお堂に掛けるときに灯されているようです。


[油かけ地蔵 1_吐田]

(2019.7.28)(川西町)


[油かけ地蔵 2_吐田]

(2019.7.28)(川西町)


[油かけ地蔵 3_吐田]

(2019.7.28)(川西町)


[油かけ地蔵 4_吐田]

(2019.7.28)(川西町)

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野口ったん-箸中


桜井市の箸中地区に伝わる野神祭、勧請縄、通過儀礼などが見受けられる祭礼。
「ノグッタン」、「ノグチサン」とも言われています。
土用の頃に、数え17歳の少年とその家族、村役さんだけで行われます。該当年齢の子供が居ない年はなさいません。今年は1人が該当しましたのでなさいましたが、最近は少子化でされない年の方が多いようです。
主人公の少年達が黒牛と唐漉を描きますが、なにぶん実物を見た事ないので年輩者に教えてもらったりしたながら描いていました。
法螺貝もその場で練習。
麦藁で蛇を作りわっぱの様に丸め青竹につけて上神(かんじょ)(勧請場とも?)まで向います。
本来は青竹を担ぐ少年、牛の絵や神饌を持つ少年、それに先頭を法螺貝を吹く少年、なんですが今年はを少年1人だけでしたので後ろはご家族たちが担いで居られました。
途中で井寺池に蛇をつけ(水を飲ませる意味合いか)祈祷します。
その後、神上にある大きなの木(栴檀(せんだん)?)に蛇を架け、神饌として、ツノ飯、サシ鯖などが供えられます。



[野口ったん 1_箸中]

(2019.7.28)(桜井市)


[野口ったん 2_箸中]

(2019.7.28)(桜井市)


[野口ったん 3_箸中]

(2019.7.28)(桜井市)


[野口ったん 4_箸中]

(2019.7.28)(桜井市)


[野口ったん 5_箸中]

(2019.7.28)(桜井市)

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桃尾の滝開き


「布留の滝」として和歌や句にも読まれ、芭蕉もこの地を訪れたという桃尾の滝。滝の落差は約23mの直瀑。滝近くに立つと滝しぶきが顔に当たり涼やかな風が身をつつみます。石上神宮の神職と修験者(山伏)によって斎行されます。



[滝開き 1_桃尾]

(2019.7.21)(天理市)


[滝開き 2_桃尾]

(2019.7.21)(天理市)


[滝開き 3_桃尾]

(2019.7.21)(天理市)

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大立山-長柄




[大立山 1_長柄]

(2019.7.25)(御所市)


[大立山 2_長柄]

(2019.7.25)(御所市)


[大立山 3_長柄]

(2019.7.25)(御所市)


[大立山 4_長柄]

(2019.7.25)(御所市)

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御所の献灯行事-鴨都波神社


地元では「鴨の宮」で知られ、旧御所町及び近隣の五つの地区(東松本、竹田、南十三、蛇穴、元町)の氏神と
して崇敬されている鴨都波神社で行われている献灯行事。夏祭りと秋祭り宵宮に、五穀豊穣・家内安全・無病息災を祈願し、氏子地域から「ススキ提灯」と呼ばれる30基余りの提灯が奉納される。
「ススキ提灯」とは、2間半(4.5m)ほどの竹製の支柱に横木を4本通し先端から紐で連結し、高張提灯を上から、2・4・4の合計10張を三段に組みたてて、先端部に御弊を施したものである。県内においては、稲積みの形をススキまたはスズキと称するところは多いが、当社行事では「稲穂そのものの形」がススキ提灯の形と伝えられている。
各自治会や若衆会のススキ提灯による奉納の際に、提灯を回したり肩に乗せたりと大いに盛り上がります。 
(鴨都波神社Hpより引用)


[献灯行事 1_鴨都波神社]

(2019.7.16)(御所市)


[献灯行事 2_鴨都波神社]

(2019.7.16)(御所市)


[献灯行事 3_鴨都波神社]

(2019.7.16)(御所市)


[献灯行事 4_鴨都波神社]

(2019.7.16)(御所市)


[献灯行事 5_鴨都波神社]

(2019.7.16)(御所市)


[献灯行事 6_鴨都波神社]

(2019.7.16)(御所市)

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風鎮大祭-龍田大社


龍田大社は社伝によると崇神天皇が凶作や疫病退散を願って創建されたそうです。風鎮祭は悪風を除き、順風の到来を祈る祭礼で、天武天皇(675年)に始まるという由緒があり、年間の数ある祭事の中でも最も重儀だとされています。
龍田神楽や風神太鼓などが奉納されますが、近年は本殿を焼けつくすかの勢いの花火が奉納され、神職や氏子が祈祷をされます。


[風鎮大祭 1_龍田大社]

(2019.7.7)(三郷町)


[風鎮大祭 2_龍田大社]

(2019.7.7)(三郷町)

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おんぱら祭-綱越神社


6月と12月の晦日に行われる除災行事を「大祓」と言いますが、6月の大祓は「夏越の祓え」と言い、半年の罪、穢れを祓い、後半年の除災、健康を願う神事。大神神社摂社の綱越神社の夏越の祓えは旧暦で7月末に行われます。「御祓祭(おんぱらまつり)」と呼ばれ古くから親しまれています。夜には花火大会が行われます。



[おんぱら祭 1_綱越神社]

(2019.7.31)(桜井市)


[おんぱら祭 2_綱越神社]

(2019.7.31)(桜井市)


[おんぱら祭 3_綱越神社]

(2019.7.31)(桜井市)


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