近撮_2020.3
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示しております。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)

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大和路写真帳

過年分も合わせてご覧いただければ幸いです。(できるだけダブラないシーンを載せていますので)


御田植祭_春日大社

春日大社のお田植神事では巫女(春日大社ではみかんこと呼ばれる)による八乙女が御田植え唄に合わせ優雅に行われます。本殿でのお田植祭の後、本殿林檎の庭、摂社の榎本社、若宮社の3箇所で行われます。



御田植祭 1_春日大社]

(2020.3.15)(奈良市)



御田植祭 2_春日大社]

(2020.3.15)(奈良市)



御田植祭 3_春日大社]

(2020.3.15)(奈良市)



御田植祭 4_春日大社]

舞の中で鳥のような特徴のある場面がありますが、この舞はその恰好から俗称として雀の舞とかトンボの舞とか言われますが、正式には名前は特にはないそうです。
(2020.3.15)(奈良市)



御田植祭 5_春日大社]

(2020.3.15)(奈良市)


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おんだ祭り・祭文・おかげ踊り_今井堂天満神社


「祭文」は、本来は祭りの時に神仏に対して祈願や祝詞(のりと)として用いられた願文(がんもん)を指しますが、のちに信仰を離れ、説教節などの物語を語る芸能に発展したものです。語り手とはやし手が一組になり、手に錫杖(しゃくじょう)と法螺貝(ほらがい)をもち、語り手が演目を独特な節回しで語り、はやし手は最初や合間に「デロレン」とはやし言葉を入れます。明治期まで伊勢参拝の時に盛んに行われていた「おかげ踊り」と一緒に毎年3月、南田原の天満神社か日笠の今井堂天満神社で行われる「おんだ祭」で奉納しています。
(奈良県HPより転載)



おんだ祭り 1_今井堂天満神社]

神職による礼堂での農耕所作によるおんだ祭り
(2020.3.7)(奈良市)



おんだ祭り 2_今井堂天満神社]

牛使いの所作。ちょっととぼけ風な牛面、今年は牛役さんは女性で例年以上に楽しげでした。
(2020.3.7)(奈良市)



祭文_今井堂天満神社]

(2020.3.7)(奈良市)



おかげ踊り_今井堂天満神社]

(2020.3.7)(奈良市)



出番待ち寸景_今井堂天満神社]

(2020.3.7)(奈良市)


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将軍祭_蔵堂

県内に「将軍さん」と親しまれている行事は何箇所かあるようです。こちら田原本町蔵堂の将軍祭、祭具に使うネコヤナギの新芽が手に入らなくなりつつあることや、加えて農家も少なくなってきて、継続が危ぶまれているとのことで記録しておきたいとお聞きし取材させていただきました。



将軍祭_蔵堂]

牛玉札を村屋神社の神官が作成されます。
(2020.3.3)(田原本町)



将軍祭_蔵堂]

須佐之男神社で例祭。ネコヤナギにつけられた牛玉さんは苗代を作られているお家に配られます。小餅は昔はたくさん供えられ子供達に配られていたそうですが、今は祭礼終了後に子供のいる家に子供の数だけ配られています。
(2020.3.3)(田原本町)



将軍祭_蔵堂]

村境いの塚に向かわれる神官と村役さん。御幣のてっぺんの飾りは神社の境内の杉の枝。
(2020.3.3)(田原本町)



将軍祭_蔵堂]

村境にある田んぼに小さく盛り土した塚がありそこに神官と村役さんで御幣を立てれます。
(2020.3.3)(田原本町)


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花会式_薬師寺

修二会とは奈良の大寺が国家の繁栄と五穀豊穣、万民豊楽などを祈る春の行事。修ニ会とある通り、この法要は2月に行われるのですが、薬師寺の場合は旧暦の2月末に行われていた事から、そのまま新暦に直して3月25日から3月31日にかけて行われています。春先に東大寺に修二会お水取りという俗称がついたように薬師寺修二会には十種の造花がご本尊に供えられるところから「花会式」と呼ばれ、「奈良に春を告げる行事」として親しまれています。花会式(修二会)に参篭する僧のことを「練行衆[れんぎょうしゅう]」と言い、最終日の3月31日の夜には「鬼追式[おにおいしき]」が法要の結願[けちがん]を飾ります。(薬師寺HPより引用)

今年も花会式の取材をさせていただきました。堂内の会式や参籠宿所での行事などは特別に許可を得て撮影させていただいておりますのでHPでの公表は控えさせていただきます。

結願法要の中から堂外で行われる神供、鬼追い式などをアップさせていただきます。

今年は新型コロナ対策もあり結願法要は堂内参拝はかなわず、その代わりに本堂の扉を開けて行われました。初めてのことではないかと思われます。その分一般撮影もさせていただくことができました。



[花運び 1_花会式_薬師寺]

増田家から薬師寺へ
(2020.3.15)(奈良市)



[花運び 2_花会式_薬師寺]

(2020.3.15)(奈良市)



[初夜上堂_花会式_薬師寺]

(2020.3.27)(奈良市)



[神供_花会式_薬師寺]

(2020.3.31)(奈良市)



[結願法要 1_花会式_薬師寺]

(2020.3.31)(奈良市)



[結願法要 2_花会式_薬師寺]

(2020.3.31)(奈良市)



[結願法要 3_花会式_薬師寺]

(2020.3.31)(奈良市)



[鬼追い式 1_花会式_薬師寺]

(2020.3.31)(奈良市)



[鬼追い式 2_花会式_薬師寺]

(2020.3.31)(奈良市)



[鬼追い式 3_花会式_薬師寺]

暴れ回っている時はお面の様相がわかりにくいので出番前に撮らせていただきました。
(2020.3.31)(奈良市)



[境内 1_花会式_薬師寺]

(2020.3.27)(奈良市)



[境内 2_花会式_薬師寺]

(2020.3.27)(奈良市)


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お松明_二月堂修二会より

修二会より、一般に撮影させていただける範囲のお松明の一部を掲載させていただきます。
修二会の上堂松明はもともとは練行衆が二月堂に上がられる際に足元を照らす道明かりですが、お堂に案内された後、童子により欄干で火の粉を降ったりされます。松明イコール修二会のように伝わるところもあり、それが本来ではないのですが、そうは言ってもある種華でもあるわけで見物で賑わいます。



お松明 1_修二会]

登り廊を童子の松明に導かれ次々に練行衆が上堂されます。
(2020.3.5)(奈良市)



お松明 2_修二会]

(2020.3.7)(奈良市)



お松明 3_修二会]

(2020.3.7)(奈良市)



お松明 4_修二会]

処世界と呼ばれる練行衆は松明に案内されることなく先に上堂されていますが、12日だけは同じく松明に先導されて上堂されます。したがって処世界の童子さんはこの日だけ松明を担がれることになります。
(2020.3.12)(奈良市)



お松明 5_修二会]

閼伽井屋の屋根の鵜と松明
(2020.3.12)(奈良市)



お松明 6_修二会]

最終日の14日はお堂での行が盛りだくさんあることもあり、練行衆が次々と上がられます。後ろの松明も続きますので尻焦がしともいわれ、全練行衆が上がられたあと、欄干で松明を一斉に振られ圧巻。
(2020.3.14)(奈良市)


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