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平和宣言

   
 今、立っているこの地で、66年前にあった悲劇を私たちは、もう2度とおこしてはならない。この気持ちを私たちはいつまでも持ち続けなければならない。
 日々の生活の中でなんとなくの1日を過ごすのではなく、多くの夢や希望を抱きながら倒れた若者たち、子どもたちの無事を願いつつ命を落とした父や母たち、そのような方々が生きようとしていた明日を、私たちは一日一日を、大切に生きていく義務がある。
 戦争は、すべての命を、生活を、文化を、歴史を、自然を無差別に破壊し尽くす。戦争は、人間に恐怖、不安、人を疑う心をもたらす。
 私たちは「戦争に巻き込まれなくて良かった。」と安易に思うのではなく、悲惨な歴史、多くの犠牲の上に今の日本があり、私たちが生きているということを忘れてはならない。
 この平和学習を通して、戦争の事実以外にも、家族の大切さ、命の大切さを知った。自分の身近なところに一番大切なものがあることを忘れない。取り戻すことのできない命、たった一つの命を大切にし、誰もが笑顔で満ちあふれた、誰もが夢を持って生きられる、そんな世の中であってほしい。
 私たちは決して無力ではない。これからの世界をつくっていくのは私たちだ。
 私たちは、戦争ではなく、平和を守り続け、次世代へ伝えていくという何よりも大切な闘いをすることを誓います。