御所市
橋本院
登録日:2002.01.16

混 雑 度: ●
紙 有 無: ●●●






【再取材】 2020.11.08 【更新】 2回 /協力シート
橋本院駐車場の、さわやかトイレ。
:個室1、小便器2、手洗い2。
近畿自然歩道に指定されており、それに伴いこちらの、さわやかトイレが設置されております。
橋本院前の広い駐車場奥にあります。
トイレ内には、周辺の写真が展示してあります。
葛城古道の四季折々を見ることが出来ます。
ハイカーが増えた影響もあるのか、張り紙があります。
トイレの使用モラルを訴えた内容で、男子側は、ゴミが少ない反面汚れが酷い様です。 実際、小便器の周辺に段ボールが敷かれて汚れ防止対策が施されています。
小便器は手動ボタン式の水流です。
洗面には泡状石鹸が設置されております。
: 個室2、小便器0、手洗い2。
ペーパーはダブルホルダーです。
そして備え付け以外の紙は流さぬようにと注意書きがあって、紙の補充されている確率は高い。
場所的に簡易水洗となっており、浄化槽の設置があります。
生理用品の流しで詰まりや浄化槽のメンテに支障が有るのかも知れません。
女子側は、弁当・ペットボトルでゴミ箱が溢れるくらいになるそうです。
自然豊かな葛城古道を楽しむハイカーに訪れて欲しい反面、うんざりな管理人様の心の声にも耳を傾けて見ましょう。
初回取材では、このような張り紙は無かったので、少し残念に思えます。
しかし、トイレの維持管理は立派で、汚れは少なく、快適です。
日頃の努力が伺えます。
洗面はセンサー感知式となっています。
トイレにドアがあって、大げさな・・と思いましたが、標高や山中を考えると害虫の進入防止で、やはり必要です。
memo
手すりの設置がございます。
多目的は、男女の中間にあります。
非常ベルもあって、安心。
お寺に通報が行くかは?分かりません。
トイレ前が、スロープとなっていますが、駐車場の奥にあって、しかも更地なので、あまり意味がない。
車いすでは、この更地では大変でしょう。
防犯のため、PM5:00-AM8:00まで施錠されます。



縁起
養老2年(718年)高天山登拝のためにこの地を訪れた行基菩薩が霊地であることを感じ一精舎をたて一心に冥応し祈った。
ある日のこと、念想中に容体より光を放ち香気漂う十一面観音菩薩のお姿が現れこの霊応に深く感じさらに修行を続け、困難と 苦悩に屈することなく祈念し続けた。
人々はこの姿に高天上人と呼び尊敬した。
元正天皇(715-724年)はこの功徳を仰いで、また高天の霊地たるを知り、寺地として与え、十一面観音菩薩を刻むことを許された(開基)。
以来、参拝する人々が絶えぬほど盛大かつ繁栄を極めた。
鑑真和上(753年来日)を住職に任命されるなど、孝謙天皇(749-758年)も深く帰依され高天千軒と呼ばれる格式の高い大寺院で金剛転法輪寺七坊の一つとして石寺、朝原寺などと共に権威を誇った寺であった。又、葛城修験宗の根本道場として役の小角(634-701)の修行した寺でもあった。
名前の由来
明治のはじめまで、この辺りに有った高天寺の一坊で、正式名は高天寺橋本院です。
高天寺は七坊あって、うち六坊は消失、残ったのが橋本院である。
開創は、行基。718年
本尊
十一面観音世音菩薩
年中行事
1月21日  初大師
3月 春分の日 彼岸会・落語会
9月 秋分の日 彼岸会・落語会
12月21日 終い大師
12月31日 除夜の鐘
毎月21日 大師講
第2日曜・第3月曜 太極拳
庭園
橋本院の裏に、庭園がある。
お花が植えてあり、ベンチもあるので、休憩や、昼食に便利で、静かな所です。

奈良交通
近鉄御所駅から、奈良交通「鳥井戸」停留所下車、西へ徒歩30分。
御所市コミュニティーバス
ひまわり号、西コース「高天口」停留所下車、徒歩20分。