京都線 桃山御陵前駅　Ｂ０８

登録日：2000.12.06

清 潔 度： ●●●●● 混 雑 度： ●● 紙 有 無： ●●●● 悪 臭 度： ●● 総 合 点： ★★★★

【再取材】 2017.06.29 【更新】　２回 ／協力シート 再取材：アナログ調査人 さん 近鉄京都線、桃山御陵前駅のトイレ。 男：個室２、小便器３、手洗い２ 昭和感満載だった設備全般がリニューアルされ、世界各国からの観光客を迎えても恥ずかしくない設備になりました。 高架橋自体が余り広くないので拡張とはいきませんでしたが、限られた空間で快適に用を足したり身だしなみを整えられるように、出来る限り改善しようとした努力を感じられます。 ただ、トイレの評価そのものは高レベルなのですが、特に混雑度の変動が激し過ぎます。 空いていれば1相当なのですが、タイミング悪く上下列車の到着が被ると無限大レベルの惨状になります。 当然、他の項目も同様の変動がどうしても起きるために、総合点をあえて抑えています。 小便器はセンサー式水流です。 女：個室３、小便器０、手洗い２。 女性を優遇しないと叩かれるご時世ですが、高架下スペースの狭さは如何ともしがたいものもあって、収容力は以前のままです。 観光客が急増しているのに男性用の6割しか収容力が無いという事は、当然ながら悲惨なレベルの大混雑に見舞われる可能性が高いわけです。 しかも悲しい事に、周辺のトイレの設備・整備状況があまり芳しくないために、余計に集中してしまいます。 可能なら、ここよりは混雑がましで設備的に同等な丹波橋駅のトイレで済ませた方が良いかもしれません。 ちなみに、女性用だけ和式・洋式併用となっています。 洗面はセンサー感知式となっています。 memo 手すりの設置がございます。 空間の関係で、トイレの位置が男女で分かれています。

恐るべしインバウンド 以前から桃山地区の各名所への観光客が多い駅でしたが、近年の外国人観光客の急増でより一層混み合うようになりました。 そんな事もあって、駅付近にいると色々な言語が飛び交っている事を否応なく思い知らされます。 ただ、外国人観光客は意外と日本語を理解出来ているようで、「駅？ライト、真っ直ぐ真っ直ぐ、GO!」的な日本語・英語のチャンポンでも通じている光景を見かけます。 実は骨董品級 当駅の高架橋ですが、実は相当昔（というか戦前）からの代物です。 昔からの構造物特有のガッチリ感があり、最近の高架橋にありがちなスタイリッシュ感は皆無ですが、味があります。 なお、駅前の高架下は昔懐かしい飲食店などが並んでおり、観光客目当てにしているわけではないのでマッタリとした空気を感じられます。 グネグネ 駅の南側では線形がかなり悪く、45km/hでノロノロと走っています。 宇治川の橋梁まで急カーブが続いており、京都線のスピードアップの支障にもなっています。 ただ、昔ながらの住宅地にもなっている上に基本的に地価も高く、仮に線形改良をするなら駅近辺全部を再開発の上で橋梁の架け替えも必要ですので、よほど気合を入れないと無理でしょう。 JR奈良線桃山駅 徒歩8分位です。 ちなみに、新幹線からならJR奈良線経由の方が乗換が楽な上に、運賃上も京都市内扱いのために京都下車と変わらないため、よく心得た観光客がJRを利用しています。 京阪伏見桃山駅 徒歩4分程度です。 京阪利用なら桃山地区への最寄り駅ですが、日中は普通しか停車しない上に近鉄・JRよりやや観光地まで遠いため、両社ほどは利用されていないです。 ただし、駅前商店街には一番近いです。