志摩線
白木駅
登録日:2016.01.30

清 潔 度:
混 雑 度:
紙 有 無:
悪 臭 度:
総 合 点:
評価の見方


【再取材】 − 【更新】 初 /協力シート
白木駅のトイレ
取材:アナログ調査人 さん
トイレ閉鎖日は伊勢中原と同じ2005年2月20日です。
現役時代は、駅周囲に下水道が通っていない事もあって汲み取り式でした。
使用停止後、他の対象液が早々とトイレが解体されたのに対して当駅は駅舎と一体構造になっていたので解体するわけにもいかず、入口に扉を設置してカギを掛けただけに留めています。
僅かですが、扉を開け閉めしている形跡が伺えますので近鉄の関係者が使っていると思われます。
駅そのものも無人化されており、乗客数も100人に満たない惨状とあってはトイレ復活は無いでしょう。
memo
※こちらのトイレは現在取り壊され使用不可となっております。
画像は資料として保管しておきます。

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どこにいるのですか?
駅周囲にほとんど住宅は見当たりませんが、その割に乗客数は数十人カウントされています。
鉄道ファンだけでこれだけの乗降客数になるわけがありませんので、つまりは大阿太などと同じく駅から離れた集落から遠路はるばるバイクや自転車でやってきます。
凄く不自然、でも当然
当駅は志摩線唯一の退避駅ですが、上下線で線路が少々離れている上に伊勢中川方面ホームには意味深な非常用留置線が設置されています。
その留置線も駅舎を巻き込むような線形になっており、いかにも怪しい雰囲気になっています。
それも当然で、平成になって複線化されるまでは駅舎側のホームだけの1面2線+上下共用通過線という配線、つまり現在の伊勢中川方面の線路しかありませんでした。
つまり、先述の留置線こそ単線時代の伊勢中川方面本線だったのです。
複線化の際に、駅北側の荒れ地に賢島方面の線路2本を引いて本線化し、鳥羽方面本線だった線路を賢島寄りで行き止まりにして非常用留置線化したわけです。
この複線化で、現在の伊勢中川方面行き線路の線形を滑らかになるよう に修正しなかったために、最初で書いたように上下線が少し離れているわけです。
ただし、曲線半径は緩いので極端な速度制限を受けるほどではありません。
壮大な跡地
先述の複線化の際、賢島寄りはトンネルで一直線にぶち抜く線形(しかも130km/h対応)に改良されて、旧線路は使用を停止しました。
ただ、このトンネルを掘る時に旧線路に接するような形で工事現場の拠点が設置されていましたので、複線化完了後にこの拠点と旧線路の一部を生かして保線基地化しました。
保線基地への分岐は、手動式横取り装置によってなされていますので駅付近の線形は昔と少々変わっていますが、保線基地の奥の方の線形は旧線路をほぼなぞっています。
保線基地の先は線路が撤去されていますが、うっすらと跡地は伺えます。

なし
基本的に、駅前にはタクシーの常駐もありません。