天理線
前栽駅   H 3 4  
登録日:2015.05.26

清 潔 度: ●●●●●
混 雑 度: ●
紙 有 無: ●●●●
悪 臭 度: ●
総 合 点: ★★★★★



お薦め  

【再取材】 2021.01.08 【更新】 3回 /協力シート
近鉄天理線、近鉄前栽駅のトイレ。
:個室1、小便器1、手洗い1。
2019年に行われた駅の改修工事により、トイレが生まれ変わりました。
建物自体も新築で何もかも新しく快適なトイレです。
改札口から、まっすぐトイレまでアプローチでき、駅舎とトイレが繋がったので、雨濡れもありません。
駅利用は天理大学の体育学部に属する学生が多い様です。
登下校時以外は、静かなトイレです。
もちろん地域の方も利用されております。
トイレ内にゴミ箱の設置があります。
今時ゴミ箱は、無人駅のトイレなので不安要素になります。
ポイ捨て対策なのでしょうか?
小便器はセンサー式水流です。
床は素焼きのタイルですが、水シミが出来やすい感じがあり、お掃除が大変そうです。
小便器の床周りは、艶のある石タイルで汚れ対策が講じられています。
同じ素材のタイルだと尿汚れが目立ちます。
:個室2、小便器0、手洗い1。
完全洋式化で女子には嬉しい内容です。
シートクリーナーもあり、便座除菌ができます。
ペーパーの補充も潤沢にあり、紙切れの心配はほぼありません。
以前のトイレには戻れませんね。
女子学生も多く利用しますが、日中は男女とも利用者が少ない目です。
洗面はセンサー感知式となっています。
お尻洗浄機の設置があります。
リモコンは、複雑でボタンの数も多いです。
「お尻・ビデ・洗浄・水洗」だけで基本良いように思えます。
ご高齢の方は、使用に戸惑うかも知れません。
ベビーチェアの設置がないので、お子様連れの方は多目的トイレの利用となります。
memo
手すりの設置がございます。
多目的トイレの設置がございます。
トイレ横にエレベーターも設置されて、各ホーム・改札・トイレへと移動が安全になりました。



何故地下駅舎?
こんな事を言っては何ですが、さほど乗客がいるわけでもないのに当駅は地下駅舎化されています。
吉野線のように常時特急が走っているというなら保安上からも理解出来ますが、臨時特急を除けば当駅を通過する列車は基本的にありません(試運転などは別ですが)。
何故かはトイレが示しており、以前の構内踏切があるままだと現行の6両編成へのホーム延伸が出来なかったからです(つまりトイレ付近に構内踏切があった)。
地下駅舎化した事で構内踏切を廃止出来てホームを延伸出来たわけですが、それでも隣接する踏切ギリギリまでホームを伸ばしており、工事の際の現場の苦難が見えてきそうです。
だからあるのです
当駅に限らず、近鉄のどの駅にもホーム先の架線柱に次の駅までの運転速度が表示されています。
通常は普通と急行しか走らず、急行も天理線内は各駅停車になるので事実上普通と同じ扱いになっていますので、青色の数字まで速度を上げて走ります。
しかし、当駅と二階堂駅は赤色の数字が並んでいます。
これは先述の通り、臨時特急が走る事があるために専用の表示が必要なためです。
線内はノンストップなので、指示速度は普通より若干高めになっています。
ギリギリまで
駅舎も含め、線路際まで各種建物が建っています。
昔からの建物も多く、軽便電車時代から住宅地などとして発展した天理の歴史を物語っています。
ただし、二階堂駅同様に難波への通勤圏にも入りますので、最近は新規の住宅も増えてきています。

コミュニティバス
天理市コミュニティバス「いちょう号」 西部線
南へ450mの「天理市立メディカルセンター」停留所より乗車可能です。