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登録日:2006.10.25 |
清 潔 度: ●●●● 混 雑 度: ● 紙 有 無: ●●●● 悪 臭 度: ● 総 合 点: ★★★★ |
【再取材】 2019.06.08 【更新】 3回 /協力シート
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もしかして? トイレ改修の手抜きは目を覆いたくなりますが、駅前を見ると何となく納得出来る面もあります。 というのも、駅舎付近にあった建物が奈良交通関連のビルを除いて全て解体されており、旧貨物駅付近も一部整地されています。 あくまで個人的な予想ですが、駅前広場を整備してバス発着所を駅前だけに集約するつもりなのかもしれません。 そして、駅舎と反対の方に住宅が多数建設されているにもかかわらず、このままでは駅に行くのに不便なままになるので橋上駅舎化を企んでいるような気がします。 どこにそんな空間が? ただ、今のままだと橋上駅舎化しても反対側のアプローチを建設する空間がありません。 かといって、待避線でもある3番線は殆ど使っていないにしても不通区間発生時や臨時列車運転時に重宝しており、潰すわけにもいきません。 ですが、橋上駅舎化すれば現駅舎と現トイレは不要になります。 そうすれば、その用地と殆ど使われていない保線用側線を使って新たな待避線を建設出来ますので、現待避線を潰してアプローチを建設出来ます。 そこまでする価値ある? 結論を言えば「ある」です。 実際、過去何度かの取材で駅舎の反対側から踏切を渡って駅舎を通り、また構内踏切を渡りという遠回りを強いられている地元客を見ていますし、バス停が散らばっているせいで洞川温泉へ行く観光客が右往左往しているのも何度か目撃しています。 分かりやすい導線を作るのは、現代において必須だと思います。 ここが境目です 当駅〜吉野間は極まれに保守点検のために日中の列車を運休する場合があります。 その場合は、駅前の広場から代行バスが運行されます。 また、この運休時は普段ほとんど使わない待避線がフル活用されます。 貨物の名残 吉野線は結構遅くまで貨物輸送を行っていた関係で、あちこちにその名残が残されています。 当駅構内もその一つで、1番ホーム裏手に数本の側線と貨物ホームが残されています。 個人的には、その側線の内の一本が阿部野橋方面ホームに接している事を利用してもう一つ発着線を増やし、先述の区間運休時に活用すればと思うのですが。 何せ、この運休時は半数の列車が相当面倒くさい折り返しをしていますので。 小さくて大きい拠点 駅前にバス発着所があり、洞川温泉や付近の集落へのバスが発着しています。 ただ、駅前広場だけでは全部のバスの発着はまかなえないので、数十メートル離れた所にもバスターミナルを設置しています。 さらに、このバスターミナルの外れあたりにも停留所があり、地味にバスの一大拠点になっています。 大峯山寺 奈良交通バスで洞川温泉下車、徒歩4時間 みたらい渓谷 奈良交通バス洞川温泉行き天川川合下車徒歩35分 奈良交通バス バス・タクシーが発着しています。 大淀町ふれあいバス 駅前より、乗車可能。 |