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登録日:2000.05.26 |
混 雑 度: ●● 紙 有 無: ●●● |
【再取材】 2008.08.04 【更新】 3回 /協力シート
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由緒 祭神:天照大御神。 第十代崇神天皇の御代まで、皇祖である天照大御神は宮中にて「同床共殿」でお祀りされていました。 同天皇の六年初めて皇女、豊鍬入姫命に託され宮中を離れ、この「倭笠縫邑」に「磯城神籬」を 立ててお祀りされました。その神蹟は実にこの桧原の地であり、大御神の伊勢御遷幸の後もその御蹟を 尊崇し、桧原神社として大御神を引続きお祀りしてきました。 そのことにより、この地を今に「元伊勢」と呼んでいます。 桧原神社は、また日原社とも称し、古来社頭の規模などは本社である 大神神社に同じく、三ツ鳥居を有していることが室町時代以来の 古図に明らかであります。 万葉集には「三輪の桧原」とうたわれた山辺の道の歌枕となり、 西につづく桧原台地は大和国中を一望できる景勝の地であり、 麓の茅原・芝には「笠縫」の古称が残っています。 また「茅原」は、日本書紀崇神天皇七年条の「神浅茅原」の地とされています。 更に西方の箸中には、豊鍬入姫命の御陵と伝える「ホケノ山古墳」があります。 大和の青垣 奈良盆地は遠くに見える生駒山地や矢田丘陵、すぐ手前の景行天皇陵、さらに右手の 巻向、三輪の山々など幾重にも緑の垣根に囲まれたようになっています。神社近くには大和青垣 国定公園に指定されている。 玄賓庵より、徒歩約5分。 |