桜井市
瀧蔵神社
登録日:2008.04.25

混 雑 度: ●
紙 有 無: ●●



評価について


【再取材】 − 【更新】 初 /協力シート
瀧蔵神社のトイレ。
:個室1、小便器2、手洗い1。
鳥居の付近にある、男女共同の汲み取り式トイレ。たいへん 小さなトイレですが、造りは屋根もあり、前壁もあって、しっかりしている。
車で来られた場合は、本殿に続く道と、鳥居へ回る道と分岐があり、鳥居方面に歩いて行かないと少し分かりづらい。
※立て看板は、鳥居より入る様に促している。
小便器は、壁式となっており、スペースから2人立てると判断。 少し窮屈で、お隣の飛沫や、状態が気になる距離ではある。
壁の「シミ」を観察すると、丁度中心にシミが集中している。 と言うことは、お立ち台の真ん中に男子は立ち、用を足す行動が伺える。壁の両端にシミが残っていれば、どちらかに寄って小便をすることに なりますが、これくらいのスペースでは、真ん中に立ってしまうのでしょうね。
個室は、有る程度のスペースがあり、懐かしい落とし紙が 備え付けされています。
この神社は近くに樹齢400年の権現桜という有名な垂れ桜があり、シーズンは大変混み合う。この紙の設置も、シーズン時の残りになる感じで、花見時期を 過ぎれば過ぎるほど、紙の量も減るような感じがする。
ほうきが、個室に置いてあり、バケツも洗面にあったので、やはり清掃管理は行われている 様です。
手洗いは、トイレの前壁の裏に設置されている。この山奥で あるが、水量も多く、貴重である。節水は当然心がけましょう。
行事開催時、シーズン時以外は、静かなトイレで、ドライな 床、便器から、使用頻度はかなり低いと思われます。
徒歩でのアクセスが困難ですが、健脚で長谷寺より歩いて行かれる方は、道中、神社まで行かないと トイレは無い様です。また、登山道は車道より登られた方が安心です。
memo
車で来られるケースがほとんどであるが、駐車場付近にトイレがある。 こちらは、神社の敷地内にないので、神社のトイレとは判断せず、掲載している所在の トイレを神社の公式トイレとしました。

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御祭神
(右殿)伊弉册尊、(中殿)伊弉諾尊、(左殿)速玉尊。神話唯一の夫婦神と御子を祭り 三社権現にて、滝倉権現、滝倉明神、滝倉大菩薩と呼ばれる。後に毘沙門天・疱瘡神を合祀。
由緒
元長谷八郷の鎮守、地主神にて天慶九年(946)「長谷寺霊験記」に滝倉権現のお告げに依り大泊瀬山を「与喜地」・「与喜山」として菅原道實公に 譲られたとの夢物語が書き残され、以来滝倉を「本地主神」,与喜山を「今地主神」と云われた。 長谷寺の奥の院と称し,古来より信仰深き神社にて長谷寺へお詣りしても当社へ参詣しなければ御利益は半減すると伝えられる。 鎌倉初期・保延四年(1138)に書かれた「長谷田ら観音記」に美福門院(七四代鳥羽天皇妃)長谷寺に参詣、夢のお告げにより 滝倉権現の尼の力で姫を若宮(七六代近衛天皇)と取り替えて貰ったという誕生の秘密が記されて有り、院はお礼に「滝倉の拝殿を営作す」と有る。 尚、「萱山玉石集」には、当山を滝倉大菩薩と云う三社有り「新宮権現」は女体柔和の姿、本地「薬師如来」・「滝倉権現」は老父の形・ 本地「虚空蔵菩薩」・「石蔵権現」は比丘の姿、本地「地蔵菩薩」と有る。
権現桜
樹齢400年の枝垂れ桜がある。
行事
2/10春祭り、2月第1月曜日 御分霊還幸祭(御頭渡し)、2月第2日曜日 御分霊頭屋入祭(御注連入り)、 7月14日 御分霊御出入祭(夏頭屋)、 10月9-10日 秋例大祭

自動車のみ
以前運行されていた市営バスの廃止で、徒歩での 参拝は難しい。県道38号より神社へ。

瀧蔵神社社そう
瀧蔵神社の社そうは、面積約41300m2。北東から南西にかけての急斜面に、海抜約445mを頂点として 330m付近までシイやカシが優占する暖帯性の極相林が広がる。森林の斜面上方は、ツブラジイ (コジイ)、下方はシラカシが優占し、他にウラジロガシ、アラカシ、モチノキ、サカキを 混生し、また、落葉樹であるクマノミズキ、タカオカエデをわずかではあるが交えている。
本社そうは、この地域の典型的な極相を示す極めて学術的価値が高い森林である。
なお、社務所前庭の石垣上に生育するエドヒガン系のシダレザクラは、樹高が4.2mで 地際から1.5mでの幹廻りは3.01mあり、樹勢は良く、開花時は見事であり、学術的価値は高い。