近撮_2009.7
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示し、
掲載後に順次、「風景」「行事・祭」「花ごよみ」「桜」「鹿」などに区分して掲示します。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
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御祓祭_綱越神社

6月と12月の晦日に行われる除災行事を「大祓」と言いますが、6月の大祓は「夏越の祓え」と言い、半年の罪、穢れを祓い、後半年の除災、健康を願う神事。大神神社摂社の綱越神社の夏越の祓えは旧暦で7月末に行われます。「御祓祭(おんぱらまつり)」と呼ばれ古くから親しまれています。


[茅の輪くぐり_綱越神社]
神職、巫女さんを先頭に参拝者が茅の輪くぐりを行います。
(2009.7.31)(桜井市)


[神馬_綱越神社]
綱越神社の御祓祭では「大祓詞(おおはらえのことば)」は神主だけでなく、神職、参拝者全員で奏上されます。その間、金色の御幣を背にした神馬(しんめ)が神社の外周を三周ほど廻る神馬曳きが行われます。
(2009.7.31)(桜井市)


[舞踊奉納_綱越神社]
神前では♪おんぱらさん〜おんぱらさん♪の囃子で輪になっての踊りの奉納も行われていました。前夜から種々の奉納があり、当日夜には花火大会も行われます。
(2009.7.31)(桜井市)

今年は茅の輪の位置が変わっていたり、神前にテントが張られていたりと雰囲気が少し変わっていました。
2008年の御祓祭のこちらもご参照ください。
http://www.lint.ne.jp/nomoto/PHOTOSALON/kinsatu_0807.html

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御所の献灯行事

旧御所町及び近隣の氏神として崇められている鴨都波神社の夏祭りの宵宮に、ススキ提灯の献灯が奉納されます。各自治会からのススキ提灯は30基あまり。一旦市役所近くの公園に集合され、神社まで行列されます。神社では自治会ごとに奉納し祈祷を受けられます。その際に提灯を持って走り回ったり、曲芸を披露されます。


[ススキ提灯献灯1_鴨都波神社]
高張提灯を上から、2.4.4の10張、御幣をつけたススキ提灯。自治会ごとに1基ずつ奉納されます。
行列の頃はまだ少し明るさもあり、葛城山、金剛山のシルエットも見えます。
(2009.7.16)(御所市)


[ススキ提灯献灯2_鴨都波神社]
(2009.7.16)(御所市)


[ススキ提灯献灯3_鴨都波神社]
(2009.7.16)(御所市)

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夏越の祓え_和爾下神社

6月と12月の晦日に行われる除災行事を「大祓」と言いますが、6月の大祓は「夏越の祓え」と言い、半年の罪、穢れを祓い、後半年の除災、健康を願う神事として行われます。神社によって神事の内容に違いはありますが、多く見られるのは、人形(ひとがた)の紙に名前、願い事を書き、息を吹きかけ、両肩に当てます。その後、茅の輪を8の字に3回りし穢れを祓います。この時「水無月の夏越の祓えする人は千歳の命延ぶというなり」という古歌を唱えながら回ります。


[夏越の祓え_和爾下神社]
6地域の代表さんによる神事。人形(ひとがた)に息を吹きかけ、両肩にそっと当てます。
(2009.7.13)(天理市)


[茅の輪くぐり1_和爾下神社]
神官を先頭に古歌「水無月の夏越の祓えする人は千歳の命延ぶというなり」と唱えながら茅の輪を8の字に3回廻ります。
(2009.7.13)(天理市)


[茅の輪くぐり2_和爾下神社]
親子ずれ、お母さんのおなかが大きいようです。
(2009.7.13)(天理市)


[茅の輪くぐり3_和爾下神社]
日の暮れる頃、年配のご夫婦。
(2009.7.13)(天理市)


[茅の輪くぐり4_和爾下神社]
(2009.7.13)(天理市)

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祇園まつり_和爾下神社

和爾下神社には素盞鳴命、稲田姫命が祀られており、素盞鳴命はすなわち牛頭天王と崇め祇園祭りが行われます。多くの他の祇園まつりも素盞鳴を祀られている神社で行われてます。
翌日の本祭りでは子供御輿が6台出て、お祓いを受けた後このお仮屋を3周回ります。


[祇園まつり宵宮祭礼_和爾下神社]
6地域の代表さんによる宵宮の祭礼。「夏越の祓え」が終わるとすぐに、明日の祇園まつりの宵宮の神事が執り行われます。
(2009.7.13)(天理市)

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蓮華奉献入峯

前日金峯山寺の蓮華会で奉納された蓮を吉野から山上ヶ岳の大峯山寺までの拝所や霊所に奉献される行事。早朝3時頃に吉野の金峯山寺を出立、山上ヶ岳頂上の大峯山寺まで約26キロの行程。約12時間。途中で新入りと呼ばれる初参加者は鐘懸け岩や西の覗き、裏行場で行をされます。最終の大峯山寺に蓮華奉献されたあと、大峯山寺前の護摩壇において採灯大護摩供を厳修されます。


[蓮華奉献入峯1_大峯山]
蓮華を背に。
(2009.7.8)(天川村)


[行1_西の覗き_大峯山]
新入りと言われる初めての参加者は日本三大荒行と言われる西の覗きで行をされます。断崖絶壁に身を乗り出す荒行。ロープで確保されているというものの見るからに恐ろしい行。
(2009.7.8)(天川村)

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蛙飛び行事

吉野山の金峯山寺の蔵王堂蓮華会れんげえが行われますが、その関連行事として「飛び行事」が行われます。蔵王権現の悪口を言い、山伏の法力を馬鹿にした不心得な男が大鷲にさらわれましたが、男は神仏に対して懺悔さんげしたので山伏に蛙の姿にして救い出され、吉野一山の僧侶の読経の功徳によって人間に立ち返らせたという伝説を再現したもの。愛敬のある蛙が飛び跳ねる珍しいお祭りです。


[蛙御輿_金峯山寺]
金峯山寺の総門「黒門」の前を練る蛙御輿。「えっらいやっちゃえっらいやっちゃ」の威勢のいいかけ声。
(2009.7.7)(吉野町)


[蛙飛び行事1_金峯山寺]
(2009.7.7)(吉野町)


[蛙飛び行事2_金峯山寺]
導師の授戒
(2009.7.7)(吉野町)

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風鎮祭

風鎮祭は悪風を除き順風の到来を祈る祭礼で、1300年以上の歴史をもつ由緒ある祭。龍田神楽や風神太鼓などが奉納されますが、近年は花火の奉納もあり神主の手筒花火奉納のあと、信徒が三〜四人ずつ次々と火の粉を浴びながら手筒花火を奉納します。夏祭りの初めの風情もあり、河内音頭や江州音頭の踊り初めとしても賑わいます。


[風鎮祭1_龍田大社]
(2009.7.5)(三郷町)


[風鎮祭2_龍田大社]
(2009.7.5)(三郷町)


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