近撮_2010.12
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示し、
掲載後に順次、「風景」「行事・祭」「花ごよみ」「桜」「鹿」などに区分して掲示します。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
HOMEへ



春日若宮おん祭_春日大社

長承年間には長年にわたる大雨洪水により飢餓が相次ぎ、天下に疫病が蔓延したので、時の関白藤原忠通公が万民救済のため、若宮の御霊威にすがり、保延元年(1135年)旧暦二月二十七日、現在地に大宮(本社)と同じ規模の壮麗な神殿を造営しました。若宮の御神助を願い、翌年(1136年)旧暦九月十七日、春日野に御神霊をお迎えして丁重なる祭礼を奉仕したのが、おん祭の始まり。御霊験はあらたかで長雨洪水も治まり晴天が続いたので、以後五穀豊穣、万民安楽を祈り大和一国を挙げて盛大に執り行われ、八百七十有余年にわたり途切れることなく今日に至っています。
説明コメントは春日大社発行の解説書、ホームページを参考、引用させていただいております。
詳しくは春日大社の公式サイトをご参照ください。

12月15日〜18日にわたって多彩に行われます。撮影禁止の神事や撮影のはばかれるものもあり全容は記録できません。本年撮影させていただいたその一部を御覧いただきます。過年度の分についてはこちらもご参照ください。

お旅所祭


[献饌_お旅所祭]
(2010.12.17)(奈良市)


[社伝神楽_松のいはひ_お旅所祭]
(2010.12.17)(奈良市)

お渡り式


[頭屋児_松の下_お渡り式]
(2010.12.17)(奈良市)


[梅白枝・祝御幣_お渡り式]
(2010.12.17)(奈良市)


[子供大名行列_お渡り式]
(2010.12.17)(奈良市)


[花笠_お渡り式]
(2010.12.17)(奈良市)


[大名行列_お渡り式]
(2010.12.17)(奈良市)

暁祭


[献饌_暁祭_お旅所]
(2010.12.17)(奈良市)


[神楽奉納_暁祭_お旅所]
(2010.12.17)(奈良市)

宵宮祭


[神楽奉納_宵宮祭_若宮社]
(2010.12.16)(奈良市)


[宵宮祭_若宮社]
(2010.12.16)(奈良市)


[宵宮祭_若宮社]
(2010.12.16)(奈良市)


[祭列_宵宮祭_若宮社]
(2010.12.16)(奈良市)

大宿所祭


[御湯立_大宿所]
おん祭の無事執行を祈願して行われる大宿所祭の前に参勤者を清める御湯立(みゆたて)神事。勤められる巫女は特別な一族だけに伝承されています。唱詞(となえことば)を奏上しながらたぎる湯釜から笹で湯を振りまかれます。湯立巫女の腰に巻くわらの帯は“サンバイコ”と言い安産の霊験あらたかなりとのこと。
(2010.12.15)(奈良市)

=================================================================================================

勧請縄_北白木

勧請縄は綱掛けなどとも呼ばれ大和に多く伝わる神事。村の入り口の道や谷に掛け疫病などの厄が入り込まないようにとの魔除けとされる。注連飾りや松飾りなど「垂れ」がつけられますが、それぞれの地で特徴があります。


[勧請縄1_北白木]
北白木では畑の道の大きなクヌギの木に村人たちにより綱が掛けられます。
(2010.12.8)(桜井市)


[勧請縄2_北白木]
(2010.12.8)(桜井市)

=================================================================================================

亥の子_森

「亥の子」は西日本で多く伝承されており、その内容も地域により種々で万病除去や亥の多産にあやかり子孫繁栄を祈るものであるが、多くはくるみなどで作った亥の子餅を食べたり、亥の子石や藁で作ったドンデラ(地方により形や、名前もデンダラモチなどさまざま)などをお家の前の地面に唄を歌いながら叩きつけるというもの。終わるとお菓子や駄賃をいただきます。ここ高取の森では日暮れ頃から子供達が村の各家に「亥の子の晩に来ました!」と大きな声で知らせ、玄関先の地面を叩きます。


[亥の子1_森]
森の亥の子の唄は
「イノコの晩に モチの搗かん家は 箸の家建てて 馬のクソで壁塗って ここの嫁はん何時貰う 3月3日の朝貰う 鰯三匹 酒五合 新米藁で祝ぉたろか ペッタンコ ペッタンコ もひとつおまけに ペッタンコ ペッタンコ」
(2010.12.8)(高取町)


[亥の子2_森]
(2010.12.8)(高取町)


[亥の子3_森]
亥の子に向かう子ら。手には藁で作った「ドンデラ」を持って。(ドンデラは各地で呼び名もいろいろで、隣の佐田では「デンデラモチ」)
(2010.12.8)(高取町)


[亥の子4_森]
終わるとお駄賃をいただきます。後でみんなで分けていただくそうです。
(2010.12.8)(高取町)

===================================================================================================

HOMEへ