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うちわ撒き_唐招提寺 |
唐招提寺中興の祖、覚盛(かくじょう)上人の命日法要の梵網会(ぼんもうえ)の日。750余年の昔、上人が弟子を前に講義していると、蚊が飛んできて上人の頬に止まった。弟子がその蚊をたたき落とそうとしたところ、上人は「血を与えるのも布施の行だ」と殺すのをやめさせ、そっと払えばよいと言われたそうな。教えを受けた法華寺の尼僧たちがその遺徳を偲んでうちわを供えるようになった。その謂われのもと、団扇を鼓堂から蒔かれます。授かると諸願かなわぬことなしと言われています。 |
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[団扇撒き_梵網会_唐招提寺]
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[うちわ撒き_梵網会_唐招提寺]
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練供養会式 |
当麻寺の春の大祭(正しくは聖衆来迎練供養会式)で、中将姫の現身往生を再現する行事。蓮糸を染めて曼陀羅を織ったといわれる中将姫を西方浄土から迎えに来る様子を現します。雅楽や読経が流れ、西日が差すなか、本堂を西方極楽浄土、裟婆堂を人間界に見たて、その間にかけた来迎橋を金蓮台に乗せた中将法尼を持つ観音菩薩を先頭に、二十五菩薩が練ります。1000年を越える伝統を持つこの行事は、各地で行われる練供養(ねりくよう)の発祥と言われています。 |
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[練供養会式_当麻寺]
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[中将法尼像_練供養会式_当麻寺]
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[観音菩薩_練供養会式_当麻寺]
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[勢至菩薩_練供養会式_当麻寺]
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傘堂祈願 |
二上山の麓の染野に建つ傘堂で石光寺住職による法要が行われ、近郷から年配の女性を中心に多くの方が祈願に来られます。下の世話にならずに楽に往生できるようにとのぽっくり信仰で、女性は朱印をいただいた腰巻き(最近はハンカチも多い)をつけて傘堂の芯柱に体をつけて三周しながら祈願されます。この祈願は5年間続けると満願成就すると言われています。この傘堂は大和郡山藩主だった本多正勝の菩提を弔うための位牌堂として延宝二年(1674年)に建てられたもので県指定有形文化材。一説には左甚五郎作とも伝わっている。 |
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[傘堂祈願1_染野]
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[傘堂祈願2_染野]
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田植えの祭り |
奈良の農家では豊作を願う(感謝する)行事が多く行われています。田植えの頃には、冬に行われるオンダ祭やオコナイ行事で祈祷された松苗や祈祷札などを田んぼに祀られます。苗代作りの時には水口(田へ引く水の入口)のところに松苗にお花を添えたものを祀られます。田植え始めの時にはサナブリと言われる祀りも行われます。サナブリの時には畦にお供えを置かれたりもします。もともと各家ごとの祀りで特に祭事めいたこともありません。最近はなさるところも少なくなり、なさっていても簡略化されているようです。 |
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[水口祭_新泉]
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[水口祭_野依]
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[お田植祭_楢神社]
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[さびらき_小夫]
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[花カズラ1_御田祭_小夫天神社]
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汁かけ祭_蛇穴 |
蛇穴(さらぎ)の野口神社の祭。葛城地方は役行者に縁が深く、まつわる伝説が数多くあります。この祭りも、役行者に恋した娘が蛇身に化けて後を追い、それを知った村人たちが驚き汁をかけて退治したという故事にちなんでいるそうです。古い祭りにしては、竹筒で作った赤い目、紙の赤い舌は漫画チックでこっけいでもあります。 |
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[お渡り1_汁かけ祭_蛇穴]
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[お渡り2_汁かけ祭_蛇穴]
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[蛇綱作り1_汁かけ祭_蛇穴]
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[蛇綱作り2_汁かけ祭_蛇穴]
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[汁かけ_汁かけ祭_蛇穴]
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[蛇綱ひき_汁かけ祭_蛇穴]
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一本木のおんだ_新泉 |
新泉の「一本木のオンダ」は子供中心の行事、行われる時期、一本木、ムカデなど野神祭の要素も多く、オンダ祭と野神祭が合体されたものではないかとも思われます。 大和神社のそばの素盞鳴神社で行われますが素盞鳴神社を村では「一本木さん」呼ばれ親しまれています。(太平洋戦争末期に奈良に軍用の柳本飛行場が作られましたが、その時に元あった大きな一本木のあった塚から現在の場所に祠が移された歴史があります。今の神社には一本木はありませんが、村では一本木さんと親しまれている所以です。) |
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[お渡り_一本木のおんだ]
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[おんだ1_一本木のおんだ]
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[おんだ2_一本木のおんだ]
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[ナオライ_一本木のオンダ]
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玄奘三藏会_薬師寺 |
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[万燈供養_玄奘三藏会_薬師寺]
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[伎楽隊行列_玄奘三藏会_薬師寺]
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久米会式_久米寺 |
春の農繁期の前に久米寺で通称「久米レンゾ」(久米会式)が行われます。奈良盆地の農村地域では春の一日を農休みとし、嫁や仕事で親元から離れた家族も戻り、村あげて春の一日を寺社などで祭りをしたり食事会をするなど楽しむ風習があった。これを「レンゾ」と呼んでいた。 |
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[練供養_久米会式_久米寺]
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[稚児行列_久米会式_久米寺]
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[大般若経転読_久米会式_久米寺]
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献氷祭_氷室神社 |
その昔、氷は貴重で奈良の地にも何カ所かに氷室が設けられていた。奈良朝の時代(1300年前)から献氷祭が行われていたと伝わります。宮中では今も氷の節会・氷室の節会があるそうです。氷室神社での献氷祭は曲折あり中断もあるなかで昭和になって、全国各地から製氷・販売業者が参列し業績成就を祈願する祭りとして復活されたものだそうです。 |
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[氷柱1_献氷祭_氷室神社]
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[氷柱2_献氷祭_氷室神社]
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[牡丹_長谷寺]
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[山吹_長谷寺]
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[牡丹・つつじ_当麻寺]
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[ふじ_春日大社]
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[しゃくなげ1_室生寺]
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[しゃくなげ2_室生寺]
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[ハナズオウ_室生寺]
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[新緑_室生寺]
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[銀竜草_大神神社]
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[スズラン_吐山]
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[つつじ_葛城山]
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[つつじ_鳥見山]
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[オオヤマレンゲ_当麻寺]
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[オオヤマレンゲ_和佐又山]
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