近撮_2014.11
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示しております。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
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新嘗祭_橿原神宮

宮中では、神嘉殿において天皇陛下御親(おんみずか)ら新穀を天神地祇(てんしんちぎ)に捧げ、その収穫を感謝される新嘗祭は、我が国の祭のうちでも重大な祭儀であり、全国の神社でも齋行されます。当神社においては、境内の神饌田で収穫された新穀を懸税(かけちから)として奉り、新恩に感謝します。祭典においては、御祭神と縁の深い「久米舞」古式ゆかしく奉奏されます。
(橿原神宮の解説文より転記)



[祭員参進_新嘗祭_橿原神宮]

(2014.11.23)(橿原市)



[久米舞_新嘗祭_橿原神宮]

神武天皇御東征の際、兄猾(えうかし)を征討したとき、神武天皇がお詠みになられた御製に、久米部(くめべ)の兵士らが合わせて歌い舞ったのが起源とされ、宮中では天皇御即位の折の大嘗祭(だいじょうさい)やその他諸儀式に舞われています。当神宮でも四名の舞人が剣を抜き、雅楽の音色と共に、いにしへの宴を思ひ起こさせる歌舞の奉奏です。(橿原神宮の解説文より転記)
(2014.11.23)(橿原市)



[神饌_新嘗祭_橿原神宮]

新穀は懸税(かけちから)として奉られる。
(2014.11.23)(橿原市)


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七五三_橿原神宮

3歳の男女、5歳の男、7歳の女の子の成長を祝う行事。
昔は数え歳だったようですが、現在は満年齢でなさることが多いようです。また本来は11月15日ですが最近はその前後の都合にあわせてお参りされている事が多い。
江戸時代には、3歳まで髪を剃る習慣がありそれを卒業する「髪置きの儀」を。5歳で男の子が袴を着始める儀式「袴着の儀」女の子が大人と同じように、帯を締め始める「帯解きの儀」が起源のようです。



[七五三の庭_橿原神宮]

(2014.11.23)(橿原市)


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竪義加行(りゅうぎけぎょう)_薬師寺

薬師寺で13日、学僧への登竜門である口頭試問「竪義加行(りゅうぎけぎょう)」が10年ぶりに催された。法相宗宗祖の命日の法要慈恩会(じおんね)に合わせて、同寺の加藤大覚師が難試験に挑んだ。
3週間にわたり会話を許されず、食事の制限や横になって寝る事も許されず、地蔵院にこもり、ひたすら勉学に励んできた。「僧大覚、登高座(とうこうざ)、登高座」と呼ばれ、階段を上がって論議台へ。門者から浴びせられる難問に約2時間にわたって答えた。
(特別に許可を得て撮影させていただきました。その一部を掲載させていただきます)



[入堂_竪義_薬師寺]

(2014.11.13)(奈良市)



[竪義_薬師寺]

(2014.11.13)(奈良市)


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慈恩会(じおんね)_薬師寺

我が国に法相宗を伝えた中国の僧慈恩大師窺基の命日にあたり、宗祖の遺徳をたたえる法要が行われます。
法相宗の教えを僧侶の問答で明らかにする論議法要で慈恩大師の画軸を前に読経の声が響いた。
興福寺と1年交代で開催されており、西暦の偶数年は薬師寺、奇数年は興福寺 で営まれます。
(特別に許可を得て撮影させていただきました。その一部を掲載させていただきます)



[管長入堂_慈恩会_薬師寺]

(2014.11.13)(奈良市)



[慈恩会1_薬師寺]

(2014.11.13)(奈良市)



[慈恩会2_薬師寺

(2014.11.13)(奈良市)


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慈恩会(じおんね)_法隆寺

法相宗の高祖・慈恩大師基(窺基)の追悼と宗学の振興を祈る法会として、天暦5年(951)11月13日に興福寺ではじめて行われました。以来、法相宗を研鑽する寺院で盛んに行われ、法隆寺でも健保4年(1216)に大講堂で始められました。幕末まで連綿と厳修されていましたが明治維新の廃仏毀釈で中断されました。しかし、明治29年(1896)慈恩会再興を決定し、法隆寺・興福寺・薬師寺の三本山を順次会場とすることを決議しました。その後法隆寺では、昭和25年に聖徳宗となったため中断しましたが、法隆寺の法相宗独立100周年と高祖慈恩大師の1300年御忌を迎えた昭和57年を機に古式にのっとり再興しています。
(法隆寺homepageより転載)



[慈恩会_法隆寺]

法相宗宗祖の慈恩大師像
(2014.11.13)(斑鳩町)



[式衆入堂1_慈恩会_法隆寺]

(2014.11.13)(斑鳩町)



[式衆入堂2_慈恩会_法隆寺]

(2014.11.13)(斑鳩町)




[法要終えて_慈恩会_法隆寺]

(2014.11.13)(斑鳩町)


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団子撒き_大西

お綱祭りで知られる大西の市杵島神社に相隣する帝釈堂でご婦人による帝釈講が営まれています。その昔帝釈堂にお住まいの庵主さんが火事で無くなられたその供養の為に団子を供え供養されるようになったと伝わっています。夜にはその団子の御供撒きが行われます。
2011年の写真参照



[団子撒き_大西]

夜には市杵島神社で団子の御供撒きが行われます。ほとんど明かりのない境内に小さな団子撒きですので撒く方も拾う方も大変。持ち帰った団子は味噌汁に入れたり、焼いたりして戴かれるそうです。
(2014.11.15)(桜井市)


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鎮火祭_笛吹神社

正式には葛木坐火雷(かつらきにいますほのいかづち)神社で、祭神は火雷大神(火の神様)、天香山命(音楽の神様)。火は生活になくてはならないものであるが、ともすれば厄ももたらすということで、感謝と厄無きようにとの鎮火祭が行われます。氏子の他に消防団なども参列されます。
2013年の写真参照



[鎮火祭_笛吹神社]

消火の神事作法。杓で水をかけ、苔を上に置き、その上に砂を被せて消火されます。
(2014.11.15)(御所市)


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大護摩供_金峯山寺

慶讃採燈大護摩供結願法要。世界遺産登録10周年を記念して大護摩供が行われました。
あわせて出開帳の最終日で結願法要も兼ねてだったと思います。
そんなことで今日の護摩は各寺院の修験関係者の多くでなさいました。



[大護摩供1_金峯山寺]

(2014.11.16)(吉野町)



[大護摩供2_金峯山寺]

紅葉と競演。
(2014.11.16)(吉野町)



[大護摩供3_金峯山寺]

(2014.11.16)(吉野町)



[大護摩供4_金峯山寺]

女性の行者さんも。
(2014.11.16)(吉野町)


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大護摩供養_信貴山

柴燈護摩供野外火渡り大祈願会。護摩の後、行者の火渡り、参拝者の火渡りはよくありますが、初めて見る作法もあり、興味深いものがあります。



[大護摩供1_信貴山]

護摩でかざした大きな御幣で行者、参拝者を清めお祓い。
(2014.11.3)(平群町)



[大護摩供2_信貴山]

み湯立てのような作法。
(2014.11.3)(平群町)



[大護摩供3_信貴山]

裸足で火の上をわたり無病息災を祈願。
(2014.11.3)(平群町)



[大護摩供4_信貴山]

(2014.11.3)(平群町)



[大護摩供5_信貴山]

行者に続き一般の参拝者も火渡り。
(2014.11.3)(平群町)



[大護摩供6_信貴山]

(2014.11.3)(平群町)


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布薩(ふさつ)の行法_海龍王寺

鎌倉時代に興正菩薩叡尊に復興されて以降、現在まで真言律宗の法灯を伝えており、法灯を後世に残す一環として2001年に復活された布薩の行法は、一般の方々と僧侶とが一堂に会して懺悔する行法です。 生きている中で、人間は様々な罪を犯します。静寂かつ厳粛な空間の中で、日頃の自分を再度見つめなおす機会と捉えていただければと思います。 (海龍王寺のHPより引用)
2009年の写真参照



[布薩の行法1_海龍王寺]

参拝者と僧侶とが一堂に会してということで、定員は15〜20名、僧侶8人との約30名。日が暮れて真っ暗になったころ、道灯りの灯明の中を僧侶が登壇され行法が始まります。
(2014.11.2)(奈良市)



[布薩の行法2_海龍王寺]

海龍王寺のご本尊は十一面観音菩薩立像ですが、布薩の行法では釈迦三尊像(釈迦、文殊菩薩、普賢菩薩)のお軸をご本尊としておまつりされます
(2014.11.2)(奈良市)



[布薩の行法3_海龍王寺]

(2014.11.2)(奈良市)



[布薩の行法4_海龍王寺]

(2014.11.2)(奈良市)



[布薩の行法5_海龍王寺]

(2014.11.2)(奈良市)


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ブルーライトアップ_薬師寺

11月14日は「世界糖尿病デー」。全国各地で建物を糖尿病撲滅のためのシンボルカラーの「ブルー」にライトアップされています。
奈良では今年は金峯山寺と薬師寺でライトアップされました。
しばらく東塔は工事中ですが、その覆いにも光が当たってそれはそれで現在の風景。




[ブルーライトアップ_薬師寺]

左寄り本堂、西塔、東塔工事の覆い。大池より。
(2014.11.14)(奈良市)


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紅葉_金峯山寺


[紅葉1_金峯山寺]

(2014.11.12)(吉野町)



[紅葉2_金峯山寺]

出仕の僧を迎える本坊
(2014.11.12)(吉野町)



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