シルバースラッガー賞

　シルバースラッガー賞は、ゴールデングラブ賞に対抗して、打撃優秀の選手をポジション別で選出するものです。

　今回は、2001年度のシルバースラッガー賞を勝手に発表しました。

2001年度シルバースラッガー賞

両リーグ総合

　投手は打率・長打率で他を圧倒したバンチが、本塁打で上回った黒田博樹、安打数で上回った野口茂樹を抑えた。

　捕手は城島健司が31本塁打でリードしたが古田がそれを上回る長打率をマーク、逆転で古田に決まった。

　一塁手は激戦のパリーグから選ばれたA.カブレラが本塁打で圧倒したが、長打率などでペタジーニが上回った。

　二塁手はディアスが井口資仁を完全に抑えこんだ。盗塁・打点で上回った井口だが、長打率などで大きく引き離された。

　三塁手は今年も小久保裕紀と中村との争い。打点王のタイトルと、長打率で大きく上回った点が評価され中村になった。

　遊撃手は松井稼の独壇場。セの元木大介と石井琢朗の僅差の争いをはるかに上回る成績で文句なしの受賞となった。

　外野手はローズが確定、松井秀も各部門で3位以下を引き離した。稲葉篤紀・D.メイ・礒部公一との熾烈な争いを金本が征した。

　指名打者はボーリックが本塁打・打点で他を抑えこんだ。川口憲史が追いかけたが、規定打席不足が響いた。

　なお、リーグ別の選出は以下のとおり。

セントラルリーグ

パシフィックリーグ

　選考基準は以下のとおり。

• 候補選手は、規定打席到達者及び、各球団それぞれにおけるポジション別(外野は3ポジションの総計)の最多出場選手(外野は3人まで)。ただし、投手は各球団の先発投手より適宜選出される。
• 上記により選ばれた候補者より、各ポジション別に打撃成績を検討する。
• 打撃成績の中でも重視されるものとして、長打率、塁打数、本塁打、打点、打率などが挙げられる。
• 結果最も打撃成績優秀と見とめられた選手を選出する。