99/2/10 魔法少女物特集記念 エリカ様キャンペーン

 いつもなら考えられないことだが、ラジメニアの今月の特集が「魔法少女物」になるという話が

草の根ネットの青春ラジメニア同好会で流れていた。それによるとラジメニアンのお部屋の掲示板での

発言をきっかけに「魔法少女物」の論議が活発になったのが発端らしい。

 そこで考えた。今のリクエスト(はじめての夏 姫ちゃんのリボン二代目END)は当然範疇に

入るが、せっかくの「魔法少女物」特集なのにもったいない。ここは一番好きなエリカ様の曲を

かけてもらうしかない!!

 ということで今月のリクエストは姫ちゃんのリボンCDシネマ マジカルリボンツアー から

「流れ星にのって」をリクエストすることに。

 普段はリクエスト葉書には姫ちゃんのことはほとんど書かない(そのせいかSMAPの曲を

リクエストする人と認識されているらしい(笑))が、エリカ様キャンペーンと称してこの三週間は

「姫ちゃんのリボン」のこと、エリカ様のことを書き続けることにする。

 予定は以下の通り

 2/12 リクエスト 「姫ちゃんのリボン」エリカ様の基本的説明

 2/19 リクエスト いかに自分がエリカ様にはまっているか

 2/26 リクエスト 「流れ星にのって」の説明

 さて、このキャンペーンは成功するのか?それは2/26のお楽しみ。

 

99/2/26 琴線に触れた〜魔法少女物特集〜

 エリカ様キャンペーンは順調に行われていたかに見てたが、2/19の放送では「姫ちゃんのリボン」

が魔法少女物特集の範疇に入るか解らないと言われてしまい、キャンペーンの見直しを迫られた。

 そこで「姫ちゃんのリボン」が間違いなく魔法少女物の範疇に入ることを証明する資料を作成し、

番組に送る事を急遽決定。漱石文庫の同人誌と一緒に発送した。

 そして放送日当日。

 全力は尽くしたという満足感とそれでも没になるのではという不安を抱えてPM11:00を待った。

 放送開始後は流れてくる曲を懐かしいと思いつつ、クリィミーマミの「I cann't say bye-bye」で

一人採用があった事でこれは没かもしれないと心配したりしている間にあっという間に一時間経過。

 時間の経過にそろそろ焦り出した頃・・・

 「枚数は少なかったのですが、姫ちゃんのリボン」という岩崎さんの声が。そのあと僕のペンネーム

(今回だけ エリカ様親衛隊隊長 漱石タラちゃん)が読まれ、資料の事について紹介の後「姫ちゃん

のリボン」が魔法少女物であると納得したとのお言葉。

 続いて「リクエスト曲がこの人やっぱりひねてるのよね」「ははは、ひねてるって」「いや、

ひねっているのよね」との会話の後、僕のリクエスト曲の紹介。「CDシネマから大谷育江さんの曲

(ふん)つまり、えーこの、主人公の歌という事で、この辺りが(ふふふふふふふっ〜)やっぱ

岩ちゃんの琴線に触れると言うか、うん主題歌じゃないところが。」「そうですよね」「おかけ

しましょう。」

 この後ほかの人のペンネームも読まれましたが、全て別の曲へのリクエスト。つまり一人採用だった

のです。

 このやりとりを聞き、思わず「よしよし」と両手をグーにして胸のところに持ってきて歩き回って

いました。今まで自分の葉書、手紙にこれほど多くの時間を割いて紹介してもらったことがなかった

し、そうして一人採用された曲がエリカ様の「流れ星にのって」なんですから、こうでもしないと

喜びの余り叫んでしまいそうだったのです。

 後で冷静に聴き直してみると、ひねてるということ(僕にとってはエリカ様の曲はストレートな

選曲)主人公の歌(僕にとってはエリカ様は主役だけど、やっぱり違う)と何点か気になる事が

ありましたが、問題じゃありません。

 今回の採用は15年に及ぶリスナー暦で、一番嬉しい採用でした。これでいつ死んでもいいと

思ってしまったほどです。

 

99/8/27 今は一人

 この日は久々の音頭物特集。

 僕はかつてりりかファンの友人からすごい曲と聞いていた「ナースエンジェル音頭」をリクエスト。

 結果はうまく採用となったのですが、岩崎さんが気になることを・・・

 「死鬼隊ってのもグループリスナーなんやね」「うん」「今もう漱石タラちゃんしか残ってない

ですけどね」「ええ」・・・

 死鬼隊もかつては14人ほどのメンバーがいたのですが、僕一人ですか・・・まあ感覚的には解って

いたのですが、はっきり言われると寂しいものです。

 というような感慨に囚われてしまったので、肝心の「ナースエンジェル音頭」がどんな曲か聞いて

ませんでした。

 

99/10/29 季節は過ぎたが・・・

 この日はラジメニアの名物特集「思い出はアニメと共に」であった。この時のリクエスト候補として

「ハートのSEASON」(「魔法の天使クリィミーマミ」この作品がきっかけで、アニメ雑誌やグッズ

を買い出した)「笑顔のゲンキ」(言わずと知れた姫ちゃんのリボンのOP)などがあったが、すでに

1年以上リクエストを続けている「はじめての夏」にリクエストを決める。

 内容はここのよもやま話でも書いてるように、この曲でハバチョを食らったこと。

 この特集は文章を書くことを要求されるので競争率が低くなるが、感動的なエピソードが集まるので

採用はなかなか難しい。

 案の定採用されないまま「感謝感激ラジメニアン」のコーナーまでやって来た。ここで一息と思って

いたところ、僕のハガキが採用されたのでほんとに驚いた。

 それも先週の到着しなかった遅れたハガキだったのでさらにびっくり。「とっくに旬が過ぎてしまい

ましたが、かかるものなのでしょうか?すでにリクエストをし続け1年ほど、来年の夏まで待たねば

ならないのならリクエストを変えようかと悩む今日この頃です。」と書いたもの。はっきりいって恨み

がましい内容です(笑)

 そのほかにも

「・・・SMAPの「はじめての夏」というのを(あっ)ずっといただいておりましてね」

 「姫リボ?」「そう姫リボ」「うふふふっ」

・・・僕が姫ちゃんの曲をリクエストしてる認識が浸透しているのを確認。

「これ、いっぺんハバチョになってるんよね」「そうやね。あっ、そうやわ」「ええ」「はい」

 「そうそうそう」「そうやわ」「思い出しました、まざまざと」「はい、はい、はい、はい」

・・・あの六年前のことをしっかりと思い出されたことにビックリ。

 まあ何よりもこの数週間候補に挙がっていることが解り、リクエストを続ける気力が沸いたのが

一番大きいです。

 こういう内容が採用されるのは恥ずかしくもありますが、初めてシールをもらったことですし、

まあいいとしましょう。

 

99/11/5 大谷育江さんラジメニア初出演

 この週末に劇団すごろくの関西公演があるため、ラジメニアに緒方賢一さん、松本保典さん、

大谷育江さんがゲスト出演。大谷さんは電話出演が何度かあるものの、スタジオに来られたのは

初めてでした。

 今回のリクエストは大谷さん関係で、姫ちゃんのイメージソングでいこうかとも思いましたが、

先週のこともあったので、そのまま「はじめての夏」をリクエストしました。

 さて放送当日、ゲストの皆さんはその日に初日の公演があったこともあり途中からの参加。

 緒方さん、松本さんの曲やお話を聞いてるとあっという間に時間が経っていきます。この間かかった

曲はいずれもご本人が歌っていた曲がかかっていたので、リクエストは読み間違えかとちょっと後悔。

 やがて大谷さんの出番。11/26に発売予定の初のオリジナルアルバム「VIENTO」の話や

生ピカチュウをやってもらったりした後、

 「・・・ところがですね、(はい)大谷さん ジメニアのリスナーにとっては、(はい、はい)

ピカチュウよりも姫ちゃんのリボンのエリカ」

 「う〜ん、あぁ、エリカ?はぁ・・・」

 「忘れちゃった?」(松本さん)

 「いや、忘れてませんよ〜 姫ちゃんとエリカっていう二役やったんです・・・」

 というやり取りのあとに僕のハガキが紹介された。

 「ピカチュウの大谷さんといわれますが、僕にとっては姫ちゃん&エリカ様が一番印象に残って

います。今までのアニメの中で姫ちゃんのリボンが一番だし、キャラもエリカ様が一番です・・・」

 この後も

 「姫リボというのは、でもやっぱりこのラジメニアではかなりこの支持される方多い」

 「ああ。そうですか」

 「エリカって、や、や、演じられてていかがでした?でも」

 「エリカはね、姫ちゃんもそうだったんですけど、姫子って役も、女の子のキャラクターでいっぱい

喋るってのをあんまりやってなかったんですよ、私。男の子が多かったので。それで自分で

『これ聞いて、皆こう、かゆくなったりしないかな』最初はそういう風に思って」

 「エリカってのはお姫様なんですよ。で姫子とそっくりなので同じ声優でってことで。」

 「はぁ、なるほどね」(松本さん)

 「ええ」

 「っていう感じで、そこをね、お姫様喋りというか、うっ、忘れちゃいましたけどね」(笑)

 というような会話が展開された。

 この後「はじめての夏」が採用された(ちなみにハバチョを食らって丸6年後だった)が、その喜び

は何処へやら。

 それほど僕のハガキが採用されて、岩崎さんが大谷さんにエリカ様のことを質問してくれたという

ことがただ嬉しかったのです。

 ただこの時はテープの巻き込み事故が起こり、その喜びは一瞬にして消し飛んでしまったのですが。

 今こうして、よもやま話を書いて、喜びに浸れるのはテープを貸してくれたラジメニアンの方の

おかげです。ほんとに感謝です。

 

 

 次のよもやま話へ

 前のよもやま話へ

 ラジメニアのぺえじに戻る