近撮_2010.9
このページには最近作を月ごとに撮影順に区分なしで掲示し、
掲載後に順次、「風景」「行事・祭」「花ごよみ」「桜」「鹿」などに区分して掲示します。
(取り急ぎにつき、ラージサイズにならないもの、コメントの無いものもありますが順次追加します)
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十七夜_東大寺

毎月17日は観音様の縁日、特に旧暦の8月17日は「十七夜」と呼ばれ各地の霊場で様々の法要が行われています。ここ東大寺の二月堂では願い事を書いた灯籠が置かれ、堂内に萬灯明をともし、十七夜法要が行われます。この日、二月堂、三月堂、四月堂の前の広場で大盆踊り大会が開かれます。


[十七夜1_二月堂]
(2010.9.17)(奈良市)


[十七夜2_二月堂]
(2010.9.17)(奈良市)


[十七夜盆踊り1_二月堂]
この盆踊りは9月に行われることから昔から踊り納め、踊りじまいなどとも呼ばれ文字通り今年度の最後の盆踊りということで、関西の各地から大勢集まられます。各地のセミプロのような出で立ちから地元の方、観光客も混ざり境内は人であふれます。
(2010.9.17)(奈良市)


[十七夜盆踊り2_二月堂]
(2010.9.17)(奈良市)


[十七夜盆踊り3_二月堂]
(2010.9.17)(奈良市)

2007年の十七夜盆踊りはこちら

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宵宮祭_火幡神社

火幡(ほばた)神社は、社伝によると平安時代前期大同元年(正暦806年)の創建。小黒、山上、送迎(ヒルメ)の三つの垣内の氏神。10月の祭礼の宵宮として前月のこの日に宵宮祭が行われます。祭りの名前もそのまま「宵宮祭」。3年ごとには太鼓台も繰り出されるとのこと。


[宵宮祭1_火幡神社]
宵宮祭では新しい氏子(この一年に生まれた子供、嫁入りしてきた人、転宅してきた人)を拝殿に上げ、神官、子ども巫女によるお祓いが行われます(今年は幼児1人)。
(2010.9.16)(王寺町)


[宵宮祭2_火幡神社]
お詣りに来られた人にコンニャクが接待されます。三角に切ったコンニャクを三つ串刺しにして甘辛く煮たものでなかなか美味です。コンニャク祭りとも言われているようです。
(2010.9.16)(王寺町)

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子ども相撲_三柱神社_膳夫

膳夫(かしわで)町の三柱神社で望月祭(敬老祭)の祭 典終了後に古くからの伝承行事として膳夫町・出合町の新生児・幼稚園児・小学6年生までの児童らにより子ども相撲が行なわれます。地域住民の親睦を兼ねて 子孫繁栄・健康を祈念する祭りです。取り組み相手を替えて数回ずつ取組み、終了後、各小学校児童により抽選が行われ、役相撲の取組者を決めます。大・中・ 小の竹の御幣とかしわ手をそれぞれの取組の勝者に授与されます。御幣は、青竹で手作りされたのもので、取得者は家宝としてながく保存されているそうです。(橿原市のHPより引用)


[子ども相撲_膳夫]
(2010.9.15)(橿原市)


[お祓い_子ども相撲_膳夫]
(2010.9.15)(橿原市)

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シンカン祭り_倭恩智神社

村の氏神さんに初穂を奉献する神事で3日にわたるお祭り。初穂と柳を束ねた神饌、七色の御供や担い餅、花御供と呼ばれる特殊神饌が供えらます。シンカン祭りの名前の由来は、その昔、祭りの献立のナスの辛子和えがシンから辛かったからとか、神幸祭りが訛ったものとか、異説もいろいろあり定かではないようです。


[お渡り_シンカン祭り]
村役、神官を先頭に大頭屋、小頭屋が御幣を持ち、神饌箱を村人が担ぎ神社までお渡りが行われます。宵宮の昼、本祭りの両日に行われます。
(2010.9.4)(天理市)


[神饌_シンカン祭り]
祭りの早朝に「七色の御供」「荷い餅」「杉皮餅」と呼ばれる神饌を大当屋、小当屋の手で仕上げられます。七本の竹串に里の幸の梨、ミカン、栗、桃、柿、ミョウガ、ナツメをつけ、ズイキ芋の台に扇状に刺します。五つの餅を十字に組んだ荷い餅、杉皮の上に小さなちぎり餅を九つ並べた杉皮餅とセットにして出来上がり。なかなか手が込んだ見事な神饌。本社の他に境内の摂社にも供えられます。
(2010.9.4)(天理市)


[直会_シンカン祭り]
神事の終わりに、一同で御神酒やお下がり、持ち寄った食事などで会食をされるのを直会(なおらい)と言いますが、神霊が召し上がったものを共に供することで神霊との結びつきを強くするという意味もあり、単なる打ち上げだけではなく重要な神事のひとつでもあります。シンカン祭りではスルメまるごと一枚だけのおかずで御神酒を戴かれます。
(2010.9.4)(天理市)

2009年のシンカン祭りはこちら

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放生会_吉田寺

長患いせず往生できるという信仰からぽっくり寺の名で知られる吉田寺(きちでんじ)で行われる、鳩や魚を逃がし命の尊さを考える放生会。白い鳩、金魚や魚を並べ、阿弥陀如来座像の前で法要が営まれます。



[放生会_吉田寺]
多宝塔の前で住職らによる受戒、読経の中、子供らの手によって白い鳩が一斉に放たれます。この後、放生池に金魚や魚も放たれます。
(2010.9.1)(斑鳩町)

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