姫ちゃんのリボン後日談 風の侍

 1993年12月エリカの修業が終り、姫子が普通の生活に戻って一週間。

 朝の通学途中で車に轢かれそうになった夢子は、突如現れた少年に助けられる。少年は一瞬で居なく

なってしまったが、一部始終を見ていた姫子に強い印象を与えた。

 風・・・着物・・・刀・・・侍・・・

 一方魔法の国のエリカには別の印象を与えていた。「あの微笑み・・・懐かしい感じがする・・・」

 

 その少年の名は上杉潤輝(うえすぎじゅんき)この話の主人公。

 幼い頃から数々の道場で修業し、それらを独自に組み合わせた「上杉流兵々法」を操る少年。

 その強さ、その気高さゆえに、わずか13歳で、米沢北越流道場 多聞館師範代と長尾景虎の名を

得た。

 しかしある事情により、北越流道場を出奔することに。その一件は潤輝の身体と心に大きな傷を

残した。

 米沢を出て数日後、車の中で目覚めたときには名も知らぬ町の中。車の外に出て周りを見回せば、

小さな女の子が車が来るのも知らず、交差点に走ってくるのが見えた。身体が反応する

 ・・・それが出会い。

 

 アニメ版姫ちゃんのリボン終了後から始まる「漱石版」後日談。数年の構想期間を経て、いよいよ

登場!

 A5版24P、全4巻にて発行予定。 全巻発行後には再構成し、一冊にまとめたオフセット版も

予定。

 

風の侍 全十三話

第一巻(00/4/2発行)

 第一話 北風 全話掲載

 第二話 景虎 一部掲載

 第三話 風の侍 一部掲載

第二巻(00/8/13発行)

 第四話 疾風 全話掲載

 第五話 天雷 一部掲載

 第六話 硝子城 一部掲載

第三巻

 第七話 烈風

 第八話 深林

 第九話 烈火

 第十話 天王山(仮)

第四巻

第十一話 宿命(仮)

第十二話 約束(仮)

第十三話 輝く刻(仮)

 

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